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日々のこと。

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ブログ的な立ち位置。自分という写真家の記録、パーソナリティ、チップス。あれこれを綴っていきます。
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#コラム

写真が上手くなる方法。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 「写真が上手くなる方法」というものについてはこれまでの至るところで聞かれるテーマなんですが、 「撮るより見る」ということを最初に話をします。 撮ることは大前提ですが、より良い写真を撮る上で 事前に「良い写真とはなにか」これを知ることが大切だという話です。 もちろん何も知らずに撮影していて「あ、これいいな」という感覚を知ることも大切ですが、写真も現在進行系で日々良い写真がこの世に生まれています。 上記のTweetで

妻の愛した君へ。-虹の橋を渡った愛猫への手紙-

妻の愛猫のお話。 6月10日、梅雨の雨が降る月曜日の朝。 妻と家族に看取られ 君は虹の橋の向こう側へ行ってしまった。 4月に身体に異変をきたし、重篤な疾患でお医者様に余命1年もないことを告げられてからというもの、妻をはじめ家族の献身的な介護が始まった。君の体調が良くなり、峠を越えた。このまま落ち着いていけるかと思っていた2ヶ月目を迎える直前だった。 8歳と11ヶ月。9歳を迎えることは叶わなかった。 初めて私が君に出会った日を、今でも覚えている。 ずっと話には聞いていて

誰でも良いは淘汰され「あなたにお願いしたい」そう思える仕事だけが残っていく。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 今日目に入ったニュースについてtweetしたらそこそこ反応があったのでnoteにでも。 フォトグラファーという職業が、米国で25のワーストジョブの1つとして挙がったというニュース。 昨今、スマホのカメラも高性能になったりでプロじゃなくても良い写真が量産できるようになってきている現代だからこそな内容です。 2016年から10年間で7%の雇用成長が見込まれる中で 写真の仕事は5.6%減少するという予測 'Photogr

当たり前すぎる日常を残すということ。その価値。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 私の実家は、もともと母方の実家なんですが 実は区画整理事業の関係で家を数年のうちに壊すことになっています。 それが昨年の暮れから現実味を帯びてきたわけですね。 庭園や納屋など、周辺から解体作業が始まりました。 生まれた時からずっとそこに変わらずにあったもの。 これからもそこにあるだろうと思っていたものが無くなっていく。 そんな時の移ろいを自覚せざるをえない出来事。 定点観測の如く、構図を同じにすることで ビフォ

好きなことしか続かない。

こんばんは。横田裕市(@yokoichi777)です。 自分は好きなことしか続かない人間だと、受け入れるのに時間がかかりました。昔は、そうじゃなければ人生もっと器用に生きれたかなと考えた時もあります。 みんなできるんだからと、前習えで従えれば良かった。 そうしたらこの社会に順応できたのだろうか。 こういう事を考えだすと、どうしても新卒サラリーマン時代の自分が顔を出します。 今でこそ写真家としての自分が居ますが、昔は福島の公立大学を真面目に卒業し、円満に就活を終え都内の