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日々のこと。

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ブログ的な立ち位置。自分という写真家の記録、パーソナリティ、チップス。あれこれを綴っていきます。
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#家族

祖父の日記、時を超えて届く言葉。

昨年の秋、祖父が肺炎で息を引き取った。95歳だった。 ずっと健康で、元気で、余裕で100歳を超えると思っていた。 しかし、「ある日突然に」というのは、まさにこのことだった。 祖父は本当に立派な人で、大好きな世界一尊敬する人物だ。 この世を去っても、その事実は揺らぐことはない。 自分を含め、孫たちは皆、祖父を敬愛していた。 私は上京した後も、公私に関わらず足繁く祖父母の元を訪れた。 同じ市内に住んでいたこともあり、赤ちゃんの頃からの接触が多かった私と弟は、孫の中でも特に可

私写真集、変わりゆく「変わらない日常」を残すたのしみ方。

今回 #カメラのたのしみ方 をテーマに私が伝えたいと思い浮かんだことは、自分にとっての日常を残すというたのしみ方について書くことにしました。 楽しみ方という表現というよりも、内容としては「その大切さ」を伝えたい方が大きいかもしれせん。ですが、これが写真だからこそできる、年月をかけた楽しみ方、醍醐味のひとつだと確信しています。 1年前にも同様のテーマで記事を書いたのですが、そこからテーマを掘り下げて書き綴った完全版が今回の記事になります。 ゴールとして、私が伝えたいカメ

写真を撮る全ての人に見てほしい短編映画 “blur” (15分 /日本語字幕)

「すべての写真、すべての人生は素晴らしい」 家族との絆や記憶を描いたショートフィルムです。 カメラやレンズの会社であるSIGMA提供 映像作家である山中有氏が手掛けた15分の短編映画。 Introduction (HPより引用) 冴えない父親が、冴えない写真に込めたものとは。 この「blur」は、「ひとは心動かされたときに写真を撮る」 「すべての写真、すべての人生は素晴らしい」という、 SIGMAがずっと大切にしてきた思いを作品にした初の短編映画です。 静かな環境で、ゆっ