世界のフォトコンでエントリーした全作品が佳作になった話。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。
International Photographer of the Year2017
https://iphotographeroftheyear.com/
こちら名前がどストレートですが
有名な国際フォトコンテストになります。
トップを狙う気概で今回初めてエントリーしました。
結果は、3位以上の入賞ならずだったのですが
エントリーした全作品が各部門でHonorable Mention(佳作)に選ばれました!
か‐さく【佳作】
1 文学作品・芸術作品などで、出来栄えのいい作品。
2 絵画・文芸作品のコンクールなどで、入賞した作品に次ぐ優れた作品。「選外佳作」
にしても、佳作って、、、かっこわる!!笑
みたいな悔しい気持ちもありますが、これまで挑戦してこなかった表現、ジャンルにもエントリーしてみたのですが、それらを含め全作品で成果を残せて良かったです。
一番最後の作品、妻が映っている作品で入賞するという目標が達成できたので次は妻単体のポートレート作品でも成果を出したいです。
このnoteにて解説付きで全作品を紹介します。ぜひご覧下さい。
1枚だけ証書も掲載しときます。
Professional部門 Honorable Mention8作品
Architecture: Buildings 「arrangement of walls」
東京・名古屋の高層ビル群の壁を連作として撮った作品です。元々建築物も好きなので、今回こういった表現でのアウトプットをしました。造形にフォーカスを当てようと思い、モノクロにしています。比較的有名な(大きな)ビルの壁なのですが、皆さん全部わかるでしょうか?笑
Architecture: Cityscapes
「Under construction in Tokyo」
これは2016年後期に撮った作品です。貿易センタービルの展望フロアからの1枚。ちょうど日が落ちて東京タワーがライトアップを始めた瞬間。工事中のクレーンが3本稼働しており、この時期にしか撮れない、移ろう東京の時を撮りました。
Nature: Aerial 「Voice of stars」
2017年、初めて富士山を登りました。
八合目から臨んだ雲海と星空は忘れられません。
Nature: Landscapes 「Special Dance」
2016年1月のオーロラストームを多重露光合成をした1枚です。
こちらGoProHero4のタイムラプスで撮影したのですが、GoPro、良い仕事してくれます。この時の1枚がipa2016で金賞を受賞しました。
この1枚は、当時の自分には思いつかず、オーロラストームの凄まじさを1枚で表現したかったという思いから一年後に生まれた作品になります。
Nature: Trees 「Ancient story」
2017年、10年ぶりに屋久島を訪れた際に、白谷雲水峡で撮影した1枚です。
当時のSONY最新レンズ1224GF4で撮影した作品。屋久島の森の荘厳な深緑の木々を伝えたくエントリーしました。
Nature: Trees 「Life Stream.」
こちらも上記と同じく屋久島・白谷雲水峡で撮影。
此処は白谷雲水峡を訪れた事がある方には分かる定番のスポットになります。
10年前、まだ学生の頃に訪れた際にも此処を撮影しています。プロの写真家になった今の自分が撮ったらどうなるだろうと胸を躍らせて撮影した1枚です。
People: Travel 「Pilgrimage to Mount Fuji.」
富士山登頂深夜、山小屋を出て山頂へ向かう巡礼の道。ご来光渋滞を上から撮った作品です。中央に輝くのは通り過ぎた山小屋の光。どこまでも連なる登山者の流れにどこか恐怖すら覚えました。
People: Travel 「take me to the adventure.」
最後の1枚、こちらも屋久島・白谷雲水峡での作品です。中央の被写体は、人生初めて長時間のトレッキングに挑戦した妻の後ろ姿です。これからより深い森の奥への突き進む登山者・妻の姿を撮影しました。
自分にとっても、妻にとっても最高の旅路であった屋久島。妻のトレッキングを達成した記念の1枚にもなっています。
いかがでしたでしょうか。
こういったフォトコンテストはグローバルな規模のもの、国内でも実績に繋がるようなものにここ数年、一種の自分の腕試しとしてエントリーするようになりました。
結果として、自分の中で最低限この程度パブリックに評価されるベースがあるのだなと知れただけでも自分には十分な収穫だったりします。
挑戦した甲斐もあり、途中でも触れましたが、一度は世界クラスのフォトコンで部門優勝を頂く事もできました。今では、それを超える作品を撮ることが自分の1つの目標にもなっています。
自分の写真に自信がない人も、こういったフォトコンに自分の名前が載るだけでも十分自信の糧にできるんじゃないかなと思います。ぜひ挑戦してみてくださいね。
受賞作作品はこちらの一覧の各カテゴリの最後の方に載っています。
(アルファベット順でYが後半なため笑)
他の受賞者の作品も素晴らしいのでぜひご覧下さい。