見出し画像

続・無断転載の話。世界中のWeb確認作業を終えて。

昨日公開したnoteの続き。

今日はコピートラックで現在可能性があるだけの全サンプルの確認作業を行いました。優先度が高いサンプルは終わっていたのですが、400件近く残っていたので、まとめてすっきり本日完了。

監視ツールにかけた作品は120枚。
どれもweb上で広く拡散された写真です。

スクリーンショット 2020-06-30 22.50.31

「承諾済み」にカウントしているのはちゃんと私の紹介ありきで作品を紹介してくださっているケースになります。

悪質なケースはごくわずか

実際これだけの転載ケースがあっても
使用料を請求するほど悪質なものは1割にも満たないんですね。
人によっては、使用料欲しさに手当たり次第にアタックをかけるのではないでしょうか。

スクリーンショット 2020-06-30 22.50.41

対応が難しいサービスもある

このコピートラックですが、加工された画像も精度高く検出してくれるので素晴らしいです。ですが、やはり対応が難しいサービスもあるようでいわゆるSNSや壁紙配布サイトは対応が困難な様です。

例えば下記の様なスマートフォン用壁紙配布サイトに、私の作品が無断で掲載・配布されています。

スクリーンショット 2020-06-30 16.13.08

スクリーンショット 2020-06-30 16.10.48

ですが、このようなサイトは虚偽情報も多く、使用料の回収は困難とのこと。悔しいですが専門のサービスの対応でこれでは私もお手上げです。見逃すことにします。

ちなみにYouTubeで勝手に私の写真をスライドショーに組み込んでいた動画も見つかったのですが、これは私が直接YouTube上で著作権侵害を報告して対応待ちです。

世界中に広がる作品

この確認作業をしていく中で、上記に挙げただけの世界中のwebページを拝見してきたのですが
本当に世界中のあらゆる言語で自分の名前と写真が紹介されているページを巡ることにもなり、大変嬉しい気持ちにもなりました。

ロシア語はまだ認識あれど、
流石にペルシア語やアラビア語は全くわかりません。笑
数十カ国で、いったい何カ国語で紹介されたのだろうか。

画像6

スクリーンショット 2020-06-30 23.04.29

文字通り、自分の写真と名前が世界中に広がるという経験をこのインターネット全盛期に経験できたことは本当に嬉しいことです。これからも励みになります。

思えば、下記の都庁の写真のtweetは、
Twitterだけでも約3,000万回見られています。アナリティクスで正確な数字が分かっている限りでは、私の写真で最も見られている作品になってしまいました。この写真で私を覚えてくださった方もいて感謝。

今回のような著作権侵害・無断転載問題とは今後も隣り合わせではありますが、世界中に自分の写真を届けることを自信を持ってこれからも続けて参ります。

今日で6月も終わり、少しずつ撮影で外に出ることも増えて嬉しい限りですが関東圏の新型コロナウイルスの感染者数がなんともいえない数字を保っていて複雑な気持ちです。

私個人は変わらず細心の注意を払いなら、密を割けてひっそりと撮影をしていれば良いのですが、仕事としての写真業の復活はまだしばらくかかりそうです。

皆様も体調お気を付けて7月も乗り切りましょう。
6月もおつかれさまでした。

ここから先は

0字

私の記事をここまで御覧頂きありがとうございます。 頂いたご支援は、今後の機材購入費・撮影遠征費に使わせていただきます。