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トリミングのすすめ / 写真を蘇らせる手段であるという視点。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。

写真を嗜む中で写真のトリミング(切り抜き)という手法を用いる時があります。

今回は前日のセミナーで受講者の皆様から1番反響のあったトリミングについての1パートをnoteで御紹介します。

トリミングの主な使い方

多くの場合は、構図の微調整として主に構図の仕上げに用います。
私も基本的にはそういった使い方が多いです。

わずかなトリミングだけでも
受ける印象は大きく変わります。

今回は、そういった微調整ではなく
大きく写真そのものを変える使い方。

タイトルにもあります写真を蘇らせる手段という域での使い方の紹介です。

トリミングのもたらす可能性を知ろう

作例を1枚御紹介します。

こちらの花火の作品は「summer night flowers」という作品で
国際フォトコンテストIPA 2018  / Fine Art-Abstract プロ部門で佳作になった作品。
夜空に咲く花とはまさに、という絵が好きで昨年撮影した花火写真の中でもお気に入りの1枚です。

この作品のトリミング前のものをお見せします。
それが下記です。

いかがでしょうか?
こちらの会場でお見せした際の反応がすごかったのですが
元の写真と仕上がった写真では、全く別物の印象になっています。

撮れたこの写真を見た際に、
トリミングの概念がなければ、この作品は失敗にカウントしています。

ですが、仕上げた作品の枠部分に着目した際に、
この部分は活かせると判断したわけです。

トリミングをおそれないこと is 大事

結果として、トリミングしたおかげで
夜空に咲く幻想的な花の作品として世に出せて
IPAでも佳作に選ばれた
わけです。

トリミングは写真を蘇らせる手段でもある

これは、ぱっと見ただけで失敗だと決めつけるのではなく、トリミングを用いれば救える場合もあるという選択肢・可能性の提示です。

自分の写真を、活かすもころすも自分の発想次第。

トリミングをする分、画素数は減ってしまいますが
画素数を犠牲にしてでも完成させたい、自分が見せたい写真があれば勇気を持ってトリミングを試してみることをおすすめします。

ここぞばかりのトリミング作品があればぜひ noteやtwitterで「 #トリミングのすすめ 」を付けて教えてくださいね。

以上、「トリミングのすすめ」でした。


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