見出し画像

SONY αアカデミー ポートレートセミナー始まりました!

6/4の日曜は、SONYストア銀座にて
αユーザー向けの写真教室「αアカデミー」の講師をして参りました。

こちら3日間受講の教室で
座学・撮影実習・講評の3つのカリキュラムで構成されています。

既に風景撮影講座やトークショーでは講演させて頂いていますが

SONYさんからポートレートをテーマにとお願いされた際に、最初は受けるか迷ったのですが頼まれ事は試され事ということでお受けしました。

その際に、ポートレートの「構図」をテーマにとオーダーいただいたので
自分の撮影したポートレートの写真をふんだんに使った資料を作りました。

キーノートのページ数にしてまさかの200ページ超え!笑

女性、男性、カップル、家族、子供と作例写真を100枚以上使い
構図についてお話させて頂きました。
(SNS未公開の女性ポートレートが圧倒的枚数を占めています。)

殆どの場合、こういった際に用いる写真には写真の左下に撮影時の設定(絞り値、シャッター速度、使用レンズ)を明記しています。


こういった設定の数字が気になる受講生の方が多いため、
これをきっかけに質疑応答が賑わい大変盛り上がったセミナーとなりました。

ポートレートを撮影する時に大事な構成の3大要素を紹介し、
そこから構図に重きをおいて2時間お話しました。

最初は2時間もポートレートについて話すなんて、

(時間があまったらどうしよう。。。)

と、わりと本気で不安でしたが杞憂に終わりました。笑

構図をカテゴリに分けてそれぞれの作例の紹介、なぜこう撮影したのか
ここでこう撮るとこうなる、写真それぞれのエピソードや時々笑いを交えつつ

最終的には受講生との質疑応答もたくさんあり、
後半駆け足、2時間の持ち時間をオーバーしてのボリュームに!

受講生の方々からの質問が考えさせられました。

「この写真はなぜF値8ではなく9にしたのでしょうか?その1の違いは?」

「オートフォーカスとマニュアルフォーカスを使い分けるのはどのような時か?」

「レタッチは前提で撮影するのか、どこまで撮影段階で仕上げるのか」

「この場合、ISOはおとしてシャッタースピードもそこまで上げずとも撮れる絵だと思うが、なぜその設定にしたのか?」

「先生が撮影時に気をつけている設定のルールは?」

回答として「自分が良いと思ったらそれが適正露出」なんて名言もでたりw

などなど聴かれても回答に困るようなものもありましたが

大事なのはそういった場面で
自分がどう考え、どういうスタンスで撮影しているのかを
ちゃんと相手に伝えること

「撮っている自分が心地よい写真を撮ること」

これを受講生の方々にも伝えています。

写真の表現にセオリーはありますが、
必ずしも「こうあるべきだ」というのはないと思っています。

少しでも自分の伝えることが受講生の方々が
より写真を楽しめるきっかけになればと思い話をさせて頂いています。

予想に反して盛り上がり、
個人的も実りがあり、大成功なセミナーとなりました。

こういったセミナーの内容は、一度形にしてしまえば
そのままずっと他の現場でも使える
自分にとっても資産価値のあるスキルセットになるので本当に良い機会を頂いています。

どこか別の場所でも話せたらいいな。
と思いつつ、自分の写真も精進して参ります。

----------

お知らせ

α7の魅力についてトークショーをさせて頂きます。
α9についても
ここでもう述べた通りのことですが少しお話させて頂きます。
無料なので近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りください♪

(個人的には、ぜひ4Kブラビアに映し出すフィンランドの作品をご覧になっていただきたいです。美麗さに感動します。)

6/24,25 ビックカメラ有楽町
13:00,15:00,17:00(予定



みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

私の記事をここまで御覧頂きありがとうございます。 頂いたご支援は、今後の機材購入費・撮影遠征費に使わせていただきます。