登山歴2年目を終えて #山の日 に1年を振り返る。
2019年8月から本格的に登山を始め、今月で丸2年。
そして3年目に突入します。昨年に引き続き #山の日 に振り返ってみたいと思います。
昨年の振り返りはこちら
この1年の記録(2020年8月〜2021年7月)
2020
8.17 / 19座 大菩薩嶺
8.22 / 20座 安達太良山
9.13 / 21,22座 国師岳、北奥千丈岳
10.10 / 23座 雌阿寒岳
10.28 / 24座 遠目木山(甑島)
11.19 / 25座 金時山
12.2 / 26座 白湯山
2021
2.17 / 27座 雄阿寒岳(未登頂)
2.19 / 28座 雌阿寒岳(2回目)
6.7 / 29座 乗鞍岳(剣が峰)
6.26−27 / 30,31,32座 那須岳(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)
7.6 / 33座 雌阿寒岳(3回目)
7.17−18 / 34,35座 小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳
登山日数:15日(前年比−4日)
訪れた山:17座(前年比−1)
登頂した山:16座(前年比+1)
去年とあまり変わらないペースですが、山に登ってないだけで仕事も含めてアウトドアフィールドでの活動日自体は実は前年より増えています。10月に2泊3日で紅葉全盛期に上高地・涸沢カールを訪れたのですが、その際に睡眠不足のためにどこの山頂にもアタックできなかったのが悔やまれます。
登山を仕事に組み込めた2年目。
昨年は登山を始めたことで私の風景写真の幅を拡張できた1年でしたが、2年目は私の写真家業の中に仕事として登山を取り入れることができるようになってきました。
登山者支援GPSサービスである「YAMAP」はユーザーでもありますが、有り難いことにご縁から記事執筆や山の学校「YAMA LIFE CAMPUS」などお仕事として携わっています。
確実に手応えを感じていて、趣味で登るだけではなくしっかりと社会貢献できるようにより積極的に取り組んで行きたいと思います。
基礎を大切にする。
コロナ禍の影響でアウトドアブームが到来し、キャンプや登山をする人が増加した傾向にありましたが、その一方で知識も準備も乏しい人達が登山中に遭難するニュースがちらほら見受けられるようになりました。とても残念なことです。
私は写真こそ独学で歩んできましたが、登山に関しては命に関わるためちゃんとプロから基礎を学ぶ必要性を感じるようになりました。ちょうどそのタイミングで登山の基礎を学ぶカリキュラムに現在仕事で関わることができたことは本当に幸運でした。
山の登り方、下り方、荷物の収納や装備等
実際に登山を通して学びを実践し、確実に以前よりも身体への負担を軽減させる歩き方ができるようになりました。今後も基礎を忘れずに余裕を持った登山を心がけます。
登山者が少ない冬山は上級者向け。
2.17 / 27座 雄阿寒岳(未登頂)
これがその時の話なのですが、時間に余裕を持って臨んだものの登山者が少ない冬山はそもそも登山道の雪が圧雪されていないので途中からラッセル(雪をかき分け圧雪して進む)になり、自分の体力ではとても無理だと身をもって学びました。タイムオーバーが目に見えていたので途中で引き返し下山しました。ルートファンディングも難しくなりますが、しっかり地図を見ながら迷わないよう進むのが大切です。
翌日の雌阿寒岳は百名山ということもあり、既に登山道がある程度視認できたためときどきルートファンディングが必要になるだけでラッセルの必要はありませんでした。登山者が少ない冬山へは私の体力や経験値ではまだまだ無謀ということがよく分かった冬の雄阿寒岳登山でした。
高所での写真撮影は呼吸をより大切に。
写真撮影中は呼吸を止めてシャッターを切りがちなため撮らない人に比べて呼吸をより意識して酸素を取り入れる必要があります。これは直近の仙丈ヶ岳登山で感じたのですが標高2,800m超えたあたりから撮影しては登ってを繰り返していたところ、深呼吸をしても酸素が薄いためにチームメイトよりも酸素が足りず登るのに苦労しました。高所での長時間における撮影での注意するポイントを身をもって感じました。
2年目にして全身ファイントラッカーに。
ハーフパンツだけmont-bell製だったんですが買い換え。
頭の先からつま先まで衣類が全てfinetrack製になりました。
その他、ミズノのバイオギアタイツは相変わらず愛用しています。
使っている装備は下記にまとめています。
より体力をつけ作品のクオリティを意識していく3年目に
まだまだ撮影よりも登山自体を楽しみ経験を積むことに重点を置きつつも
1に体力、2に体力というくらい体力が重要な登山において相変わらず体力が足りないので体力をつけつつ、
山の素晴らしい写真を撮る方々を見習い自身の山の風景写真のレベルを少しずつ上げていきたい。そんな3年目になりますが引き続きよろしくお願いします。
1年1登山1枚
大菩薩嶺(山梨県)
老若男女に愛される理由が分かった。妻とまた登りたい。
安達太良山(福島県)
爆裂火口が見事でした。
国師岳・北奥千丈岳(山梨県)
森が楽しすぎた。
雌阿寒岳(北海道)
夏の快晴に再訪したい。
遠目木山(鹿児島県)
甑島な時点で、超マイナーな山。土地の子供達の思い出が詰まった山。
金時山(神奈川県)
あいにくの曇りで富士山が望めなかったのでまた登りたい。
白湯山(北海道)
地熱で湯気がもくもく出ているのでこの名前な山。ボッケ(泥火山)地帯も楽しめます。
雄阿寒岳(北海道)
登り切った時点で最後に見納めた阿寒湖の眺め。季節を変えてトライします。
雌阿寒岳(北海道)
旭岳を登っての展望も良いが、雌阿寒岳からの眺めも大変良い。
乗鞍岳(剣が峰)(長野県)
厳冬期か夏にまた登りたい。
那須岳(栃木県)
茶臼岳はロープウェイで簡単に登れるので妻を連れてきたい。
雌阿寒岳(北海道)
悪天候を理解した上で登った日。雲海が立ち込めていく様子が見所でした。
仙丈ヶ岳(長野県・山梨県)
初の南アルプス。展望が最高すぎました。次は甲斐駒ヶ岳も登りたい。
おまけ
今年は乗鞍岳と仙丈ヶ岳でライチョウに遭遇できて幸せ。秋冬も撮りたい。
私の記事をここまで御覧頂きありがとうございます。 頂いたご支援は、今後の機材購入費・撮影遠征費に使わせていただきます。