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待望の新カメラSIGMA BF / 性能やユーザー反応まとめ

国内メーカーのSIGMAが、待望の新カメラを発表しました。

その名も「Sigma BF」

アルミの塊から7時間かけて削り出した
継目なしボディフレームのデザインが素晴らしい。

私の観測できる範囲の方々の反応は概ね良好。
SIGMAらしいエッジの尖ったプロダクトデザインに賞賛の声が大きい。

バッテリーの独自デザインもすごい

Sigma BF 主なスペック

メモリースロット無しなど、なかなかの尖り具合。

  • センサー: 約2400万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー。高い画質と広いダイナミックレンジ、低照度での優れた性能が特徴。

  • レンズマウント: Lマウント採用。Sigma製レンズやLマウントアライアンスの交換レンズに対応。

  • ボディデザイン: アルミニウム一枚から7時間かけて削り出した継ぎ目のないユニボディ構造。重量388gで、コンパクトサイズ(129.5 x 73.7 x 35.6mm)。

  • 操作性: 感圧式ハプティックボタンとダイヤルを採用したシンプルなユーザーインターフェース。シャッタースピード、絞り、ISO、露出補正、カラーモードを直感的に調整可能。

  • オートフォーカス: 像面位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッド方式。人物、犬、猫の被写体検出に対応。

  • 記録メディア: SDカードスロットなし。230GBの内蔵ストレージ搭載(JPEG約14,000枚、RAW約4,300枚、最高画質動画約2.5時間分)。

  • 動画性能: 最大6K撮影対応(H.264/H.265)、L-Logサポート、フルHDで最大120fps。

  • ISO感度: 通常範囲 100~102,400、拡張で6、12、25、50まで対応。

  • ディスプレイ: 約210万ドットの高解像度リアモニター。必要最低限の情報表示で、ライブビューに集中可能。

  • その他の特徴:

    • 手ぶれ補正なし、機械式シャッターなし(電子シャッターのみ)。

    • Wi-Fi非搭載、USB-Cでデータ転送と充電。

    • ボディカラーはシルバーとブラックの2色。

  • 価格と発売日: オープンプライス(参考価格385,000円税込)、2025年4月発売予定。

このカメラは、シンプルさと高性能を両立させ、撮影の楽しさを追求した設計が魅力ですね。特に内蔵メモリやユニボディ構造、直感的な操作性が際立っています。

X上の反応をAI「grok3」でまとめてみました。


SIGMA BFは、2025年2月24日にシグマが発表したフルサイズミラーレスカメラで、そのユニークなデザインやコンセプトが多くの注目を集めています。

1. デザインとシンプルさへの評価

SIGMA BFは「過激なまでにシンプル」というコンセプトを掲げ、アルミ削り出しの継ぎ目 없는ユニボディや感圧式ハプティックボタンを採用しています。この点に対するユーザーの反応は以下のように分かれます。

  • ポジティブな反応:

    • デザインの洗練さに魅了される声が多く、「洗練されすぎて傷つけたときのショックが大きそう」と感じる人がいるほど、高級感や美しさが際立っていると評価されています。

    • 「カメラの固定化されたデザインを進化させようとする試み」と捉え、大手メーカーでは難しい挑戦をシグマが実現したことに感動する意見も見られます。

    • ユーザーインターフェースの一貫性や直感性を求める人からは、「こんなカメラを待っていた」と熱烈な支持が寄せられており、既存の複雑なカメラに不満を抱いていた層に刺さっているようです。

  • ネガティブな反応:

    • 一方で、「ほぼデザインが売り文句?」と疑問視する人もおり、シンプルさを追求するあまり実用性が犠牲になっているのでは、と感じる意見もあります。

    • 高級感やデザインに惹かれつつも、「贅沢品」と位置づけ、日常使いには向かないと考えるユーザーも一定数存在します。

2. 機能性と実用性への意見

SIGMA BFは約2400万画素のフルサイズセンサーやハイブリッドオートフォーカスを搭載しつつ、機能面では必要最低限に絞った仕様が特徴です。これに対する反応は賛否が分かれています。

  • ポジティブな反応:

    • 「撮ること」に全振りした設計思想がおもしろいと評価され、特に「撮影プロセスを自然な行為に再構築した」という点に共感する声があります。

    • オートフォーカスがfpシリーズの弱点を克服し、像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッド式に強化された点を歓迎する意見も見られます。

    • 内蔵230GBメモリや6K動画対応など、先進的な要素に魅力を感じるユーザーもいます。

  • ネガティブな反応:

    • SDカードなどの外部記憶メディアが使えない点が不満として挙げられており、「安い大容量SDが使えたら」と残念がる声が目立ちます。USB経由でSSDが使える可能性はあるものの、利便性に欠けると感じられています。

    • Wi-Fiでのスマホ接続に非対応とみられる点や、スチール撮影での手ブレ補正がないことが「残念」と指摘されています。特に手ブレ補正は動画では電子式があるため意図的と推測されるものの、スチール重視のユーザーにはマイナスです。

    • 「機能性を求めるカメラではない」と割り切る声もある一方で、それが実用性を求める層には刺さらない要因となっています。

3. 価格と価値観への反応

価格はオープンで実売約38万5000円(税込)とされ、付属レンズなしのボディ単体としては高価格帯です。この点への反応も多岐にわたります。

  • ポジティブな反応:

    • シグマのものづくり理念や情熱を高く評価し、「日本の技術が世界最高峰」と感じるユーザーは、価格に見合う価値を見出しています。

    • シルバーとブラックのカラーバリエーションや、同時発表されたIシリーズのシルバーレンズとの統一感に魅力を感じ、システム全体としての美しさを楽しむ声もあります。

  • ネガティブな反応:

    • 「価格が高い」と感じる意見が多く、特にデザインやコンセプトに特化したカメラとしてはコストパフォーマンスが低いと考える人もいます。

    • 「fpやfp Lが値崩れしないかな」と期待する声もあり、新製品登場による既存モデルの価格下落を望むユーザーも見られます。

4. シグマブランドへの信頼と期待

シグマは独自のカメラ開発で知られており、SIGMA BFに対する反応にはブランドへの信頼感や期待感が反映されています。

  • ポジティブな反応:

    • 「シグマらしい挑戦」と捉え、fpシリーズから続く独自路線を支持する声があります。特に「大手ではできないことをやってくれる」という期待感が強いです。

    • サポートの良さや品質への信頼から、「購入しても安心感が高い」と感じるユーザーもいます。

  • ネガティブな反応:

    • 一方で、「自分に刺さらない製品」と感じる人もおり、シグマの尖ったコンセプトが万人受けしない点を指摘する声もあります。

    • 「ライカのような価値を求めるのは難しい」と、ブランド力や市場での立ち位置に懐疑的な意見も散見されます。

5. 総括的な感情と今後の展望

SIGMA BFに対する全体的な感情は、「面白い」「すごい」と好奇心や賞賛を示すものから、「残念」「刺さらない」と距離を置くものまで幅広いです。

  • シンプルさと直感性を追求したコンセプトは一部のコアなファンに強く支持されていますが、実用性やコストを重視する層には受け入れられにくい側面も見られます。

  • 今後は、実際の使用感やレビューを通じて評価が定まっていくと考えられ、特に「撮ることの喜び」をどれだけ体現できるかが鍵となりそうです。

ユーザーの反応からは、SIGMA BFが「新しいカメラ体験」を提案する一方で、従来のカメラに慣れた層とのギャップも浮き彫りになっています。この多様な声は、シグマが挑戦的な製品で市場に切り込む姿勢を象徴していると言えるでしょう。

筆者のコメント

SIGMAは、元々レンズメーカーとして、私がはじめて一眼レフを手にした時からお世話になっています。他のカメラメーカーにはない哲学をもってエッジの尖ったプロダクトを出しており、その姿勢は私も好んでいます。

今回発表された「SIGMA BF」は、あまり「カメラそのもの」に興味が湧かない私ですら【これは欲しい】と一瞬で思ってしまうほどに魅力的で洗練されたプロダクトです。

Appleが出してもおかしくないデザインとSNSでも拝見しましたが、そのようなプロダクトが日本のメーカーから世に出ること自体、非常に喜ばしいです。

もちろん、プロダクトデザインの秀逸さと、使い勝手を両立させるのは至難の業。個人的には今回も静止画撮影の手ブレ補正機能がないことには驚きました。

近年のカメラはブレた写真を撮るのが逆に難しいというほどに、手ブレ補正が標準化しています。これはつまり写真写るブレも引き続き楽しめ、ということかもしれません。

気軽に購入できる価格帯ではないですし、今回のカメラは玄人やプロダクトデザイン好きには刺さっているように見えます。個人的には10代、20代など若い世代や、これまでのノーマルなカメラユーザーの反応も気になるところです。

カメラボディのフォルム、内蔵メモリーのみ、バッテリーの形状などSIGMAの哲学を詰め込んだ渾身の名機になりえるのではないでしょうか。

とりあえず、実物を触ってみたいですね。

製品カタログ


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横田 裕市 / 写真家
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