マンフロットのトラベル三脚Befreeをアルカスイス互換で使いやすくしてみた。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。
普段使っているマンフロットの三脚のパーツを、より撮影しやすくするためにアルカスイス互換のパーツに交換したのでその紹介です。
アルカスイス とは
アルカスイス(ARCA SWISS)はスイスで創業し、現在フランスを拠点に展開している機材メーカーです。
アルカスイスが開発した雲台と同規格の雲台(もしくはカメラと三脚を合体させるクイックシューパーツ部分)が、アルカスイス互換のパーツと巷ではいわれています。
なぜ人気かというと安定性が高く使いやすいからでしょうか。かくいう私もそれに惹かれて今回三脚のクイックシューをアルカスイス互換にしてみました。
マンフロットBefree三脚をアルカスイス互換にしてみた
ずっとメインで使ってきたマンフロットのトラベル三脚Befree、ボール雲台の先をアルカスイス互換のパーツに交換しました。
↑標準の状態
これを六角レンチで外します。
きつめに締めてあるので最初だけ力がいります。
外して、アルカスイス互換のパーツに交換します。
SUNWAYFOTOのアルカスイス互換パーツをセット
SUNWAYFOTO付属のネジは長すぎて合わないので
パーツだけ交換してネジは再利用します。
なくさないようにネジは保管しておきましょう。
かっちりと締めて交換完了!
特に難しいことはありません。
なぜ交換したのか
標準のパーツのままだとタテ構図で撮影する際に、機材の重さがある程度あると安定性に欠けるのですが、カメラにLプレート装備+アルカスイス互換の組み合わせだと垂直にカメラごとタテにジョイントすることが出来ます。
↑Lプレートを付けたα7RIIIをアルカスイス互換パーツでタテに設置した図
これがしたくて交換しました。
タテ撮りが安定する
左がマンフロット標準のパーツでタテ撮りする図
ボール雲台が機材の重さに耐えきれずに徐々に下に下がる場合があります。
右がアルカスイス互換のパーツでタテ撮りする図
三脚雲台そのものに垂直に設置できるため標準パーツに比べタテ撮りの安定性が抜群に向上します。
L型プレートについて
L型プレート(もしくはLブラケット)というサポートパーツも昨今のトレンドのひとつといえるでしょう。
カメラをL字型に囲う形からそう呼ばれています。アルカスイス互換のパーツの一種で、タテヨコ共に安定性の高い三脚設置が可能になります。
それ以外にカメラ保護、持ちやすさの改善にも貢献してくれます。
Amazonなどで「L型プレート 機材名」などで検索すると今ではたくさんの製品がヒットします。
↑検索するとこんな感じに。
メーカーや価格によって何が違うのかというと、最も分かりやすい部分としてはタテ構図の際に使う側面パーツの形状。下記の画像でいうと上のプレートは中央でカッチリ固定することができますが、下のプレートは端の部分でしか固定できません。加えていうなれば底面パーツの長さは、手に持った際の小指のグリップに影響があります。
ちなみに先駆けであるRRSのLプレートは
高級品かつAmazonでは取り扱いはありません。
今回紹介した機材
・2015年製、耐荷重4kg、重さ1.1kgのトラベル三脚
ミラーレス機を使うには十分使える実用性の高い三脚です。
100-400mmGMレンズをつけて撮影しましたが、リモートリモコンであればブレを回避して撮影可能。有線レリーズだとわずかでもブレそうなのでその場合は耐荷重増しな最新のbefreeや他社三脚をおすすめします。
SUNWAYFOTOのアルカスイス互換パーツ
L型プレートは、カメラ各種様々発売しているので各自のカメラに合わせて吟味しましょう。
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