新しい撮影体験へ。SONY 最新ミラーレス一眼α9を体験してきた。
SONYの新製品である
対動体仕様・新しいコンセプトのミラーレス一眼カメラα9の体験会へ行ってきました。
感じたことを思うがままにレビューします。
結論からいうとその性能にとても感動しました。
最近の一眼レフカメラ、ミラーレスでこの感動はなかったです。
(前提としてα7にも備わっている機能云々はここでは省略します)
α9の基本情報はこちら
まぁ軽い。
まぁなかなかゴツいなと思いつつも、これでもこれまで使われてきた他社のコンビネーションと比べるとボディももちろん小さいし、重量にしても他社より1kg近く軽いわけです。約588g。素敵。
【無音・無振動】撮影してるのか分からなくなる感覚
会場について、すぐ100-400mmGMの望遠レンズを付けたα9で撮影させて頂きました。
進化した電子シャッターにより、無音・無振動で連写ができるわけですがシャッターボタンを押して撮影する際にこれまでのいわゆる撮影する感覚とは異なります。
シャッターボタン押してても「これ撮ってるの?」というのが最初の感想です。シャッターを切ってる感覚が既存のカメラとは一線を画しています。
これ、本当に素晴らしく、緊迫したスポーツシーンやクラシックコンサート等の雑音が許されないシーンにおいて絶大な力を発揮します。
α9で撮影後に、これまでの一眼レフカメラで連写するといかにシャッター振動やブラックアウトが煩わしいかがわかります。
確実に新しいステージに来ている。
【ブラックアウトフリー】像が途切れることのない圧倒的な連写
そもそもブラックアウトフリーという言葉が耳慣れない方が多いのではないでしょうか。(そもそも自分もここで馴染んだ人間ですが)
光学ファインダーを備えたこれまでの一眼レフカメラというのは撮影中にシャッターを切るとミラーアップ動作を行います。(カシャってシャッター音と共に一瞬像が途切れ暗くなります。これがいわゆるブラックアウト。)
連射するほど顕著にブラックアウトを感じるわけですが
α9はこれがありません。
なので余計に従来の撮っている感覚とは異なります。
また、α9はストレージがデュアルスロットで、かつメインスロットはUHS II規格のSDカードに対応しています。相応のSDカードを用意すれば本体のバッファもさることながら連続撮影が存分に可能です。
秒間最大20コマの連写
RAWで最大12秒(約241枚)
JPEGで最大18秒(約362枚)
像が途切れることのない圧倒的な連写
ぜひ体験して頂きたいです。
GIF画像ご覧頂くとわかりますがほぼ動画w
AFの追従性能の向上
人物の瞳をAF追従する【瞳AF】という機能がありますが、これも性能がアップしていて動く被写体の目をぬるぬると追いかけます。本当にスムーズ。
人物撮影でも大きな力を発揮してくれそうです。
バスケット選手をコンティニュアスAFモード(AFボタン押してる間ずっとフォーカスを合わせ続けるモード)で撮影中のAF誤差修正のはやいことに驚き。
画面の約93%をカバーする693点の像面位相差検出AFは伊達じゃない
また、縦撮り横撮りそれぞれでAFポイントの位置を記憶してくれるため向きを変えた際にAFポイントを毎回直す手間が減りました!
EVFもα7RIIより見やすくなっています。
ちゃっかり広角レンズ2本もお目見え
個人的にはα9より先にこちらに声をあげてしまったのですが
1224G,1635GMの広角ズームレンズも用意されていました。
(こちらは撮影データ持ち帰り不可)
12-24mmの超広角ズームレンズに関してはまさに神レンズ
Sigmaから出たArt12-24mmも素晴らしかったですが
重さが論外だったんですよね。。
どうせなら旧12-24mmの重量キープしたまま出してほしかったのですが叶わず。旧12-24mmは大好きなレンズでした。
SONYはさすが重さも約565g!! 軽さは正義。
撮影した感想としてはパースもそうでもないしそりゃ十分でしょうという解像感。
実はもう12-24mmはいいかな、、と思っていたのですが悩みのタネが増えました。。
Gマスターシリーズ大三元レンズ最後の1本である16-35mmも体験してきました。
これもフォルムがかわいいです。いい感じにミニマルにまとまっています。
重さ約680g。SONYから発売しているZEISSの16-35もかなり良い仕事をしてくれますがこちらもかなり期待して良いレンズ。
スマホの類を覗いて、カメラはどんどんミラーレス一眼カメラが主流になっていくように思っています。その中で自分はSONYに賭けたわけですが、これからの展開も大いに楽しみです。
トークショーしてます!
直近だと今週末の土日、6月は24,25日に
α7の魅力についてトークショーでお話をさせて頂きます。
α9についても
ここでもう述べた通りのことですが少しお話させて頂きます。
無料なので近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りください。
(個人的には、ぜひ4Kブラビアに映し出すフィンランドの作品をご覧になっていただきたいです。美麗さに感動します。)
5/27,28 ヨドバシカメラAkiba
13:00,15:00,17:00
6/24,25 ビックカメラ有楽町
13:00,15:00,17:00(未確定)