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誰でも良いは淘汰され「あなたにお願いしたい」そう思える仕事だけが残っていく。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。

今日目に入ったニュースについてtweetしたらそこそこ反応があったのでnoteにでも。


フォトグラファーという職業が、米国で25のワーストジョブの1つとして挙がったというニュース。
昨今、スマホのカメラも高性能になったりでプロじゃなくても良い写真が量産できるようになってきている現代だからこそな内容です。
2016年から10年間で7%の雇用成長が見込まれる中で
写真の仕事は5.6%減少するという予測

'Photographer' Named One of the 25 Worst Jobs in the US

一位はタクシードライバーだそうですが、フォトグラファーは果たして何番目なんでしょうかね。と思いつつ。

機械的な仕事は写真に限らず減少していく

「写真の仕事」とニュースではざっくりとまとめられていますが、減少するのは当然だと思っています。
なぜかというと誰が撮っても一緒というような、他人に取って代わる事ができる撮影業自体、そもそも人がやる必要がなくなってくるんですよね。

例えばアパレル業界でも、機材のセッティングさえしてしまえばファッションモデル自身がシャッターボタンを押すだけで十分なファッション写真が完成しますし、そういった現場は各業界でもどんどん増えてくると思います。

シャッターさえ切れれば誰でも良い。複雑さを欠いたそのような撮影の仕事は、間違いなく減少していきます。

ですので、ここ数年で写真の仕事が減るのは自然なこと。

何も憂うことはないと思っています。

tweetにも言及した通り、現代は総人口フォトグラファー時代です。
淘汰されゆく職業にフォトグラファーがランクインしても何の不思議もないので、ここについて今更危機感を覚える必要はないのです。

良い写真が撮れるは前提条件でしかなく、
そこにはあなたが選ばれる別の理由が必要になります。

自分も写真家としてこれからも活動していきますが、私は「1つの職業としての写真家」に大きなこだわりはありません。それも横田裕市という人間の一側面でしかないので。そこに固執することは、自分の可能性を狭めてしまうかもしれないと考えます。

仕事になろうとなかろうと、写真は撮り続けるものです。
少なくとも私にとっては。

会社も個人も、なんの職業でもそうですが
時代の変化に順応できるようでないとやっていけない。

「生き残るのは変化に順応できる者」とよくいいますが
柔軟に生きていきたいものです。

人や作品には、これからより物語が必要

フォトグラファーが生み出す写真に
今後より必要なもの、大事になってくるモノは物語だと思っています。

撮影者、作品の背景にあるエピソードが、
フォトグラファー自身や作品をより魅力的なものとして
人々に伝わり、求められていくと感じています。

私自身が写真展を通して学んだことのひとつです。

と、宣伝する気なくこのnote書いてたんですが、
流れ的にちょうど良いので、ここで5月の写真展のお知らせをば。

写真で繋がるサービスCURBON(カーボン)主催
物語がテーマの写真展です。250点近い大ボリュームの展示になります。
私も作家の一人として参加していますので、
ぜひお越し頂けたら嬉しいです。

THE STORY
〜500万人と紡ぐ、写真の世界〜
人生を変えた写真の物語を覗いてみませんか?

開催日時:2019年5月19日(日) 〜 27日(月) 午前10時〜午後9時(終日)
会場:西武渋谷店 モヴィーダ館6階、7階

入場料:500円 (物販の事前予約や当日に物販をご購入された方々は無料)

西武渋谷店では、5月19日(日)より、モヴィーダ館6階,7階にて、写真展「THE STORY~500万人と紡ぐ、写真の世界~」を開催。累計フォロワー数500万人を超える60名のアーティストにご出展いただき、「写真文化」をより多くの人々に広めるための機会を創出する場とします。
今回の写真展では60名のアーティストの写真を展示し、それぞれのストーリーを添えて紹介する予定です。さらに今回の写真展では、展示作品の鑑賞にとどまらずより写真の魅力を身近に感じていただくため、この会場でしか手に入らない限定品販売やイベントを実施いたします。

イベント専用タグ: #私が紡ぐ物語 #シブセイCURBON写真展

公式ページ


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横田 裕市
私の記事をここまで御覧頂きありがとうございます。 頂いたご支援は、今後の機材購入費・撮影遠征費に使わせていただきます。