Lightroomで動画に写真プリセットをあてて書き出す方法
Adobe Lightroom にて
動画ファイルに写真のプリセットをあてて書き出す方法の紹介です。
Lightroomですと写真の編集がメインですが、実は動画ファイルに普段写真に使用しているプリセットを使用することができます。
動画の色調整は一般的に動画編集ソフトにてLUT(ルックアップテーブル)を用いて行いますが、これはそれの簡易的なものになるかと。
ライブラリで動画を表示する
写真の編集時は「現像」を選択しますが、動画の色編集については「ライブラリ」を選択します。画面右側の赤枠で囲った部分でプリセットを選択します。
プリセットをあてて微調整
プリセットのフォームをクリックすると普段使用しているプリセット一覧が表示されるのでそこから動画にあてたいプリセットを選択します。明るさや彩度の微調整も可能です。
調整が終わったら書き出し
ビデオ形式は「DPX」,「H.264」、「オリジナル、未編集のファイル」という3つからセレクトできます。
「DPX」はより動画編集に最適化された形式なので専門的な知識がある動画編集者向けかと。「H.264」が一般的に使いやすいのではないでしょうか。元ファイルが4K(3840x2160)あってもフルHD(1920x1080)サイズの書き出しが限界なのが惜しいところです。アップデート希望。
「オリジナル、未編集のファイル」を選択して書き出そうとしてもエラーがでるので、正直表示されている理由が分かりません。
以下は、普段の私の最近のプリセットをあてた福島県・安達太良山・爆裂火口の映像です。
SNSにアップロードする程度であればフルHD画質でも十分な質を保てます。操作も簡単ですし、写真と同じテイストに色編集をして動画をアップロードしたい方はぜひLightroomで動画の色をプリセットで簡単に編集してみてはいかがでしょうか。
以上、Lightroomで動画ファイルに写真のプリセットをあてて書き出す方法の紹介でした。