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祖父の言葉、人生の教え。

地元福島県に住む93歳の祖父が今日、4月1日に書いた書を紹介します。

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人生訓

風雪に耐え忍ぶ者だけに
春は必ずめぐり来る

人を羨むことなかれ
人を気にすることなかれ
人を疑うことなかれ

人は人 我は我 それぞれ
鏡なれば 許し合い 喜び合い
感謝し合う心が要にて

自ずから招福大開運也

令和二年四月一日 嘉昭書 九十三才


祖父は、私が世界一敬愛する人物です。

若かりし日は国鉄で働き、定年引退後は農業を営む傍ら
長年地域のまとめ役を務めました。
また、多くの道を嗜み、市の川柳コンクールでも毎年入賞。
書だけでなく水墨画も達者で、とても才に溢れた方です。
地域の子供会の歌の作詞もするなど、人生を謳歌しています。
今も健康で現役です。

祖父ほどパワフルなおじいちゃんを、私は見たことがありません。

幼少の頃よりそばにいてくれ、
家族にこんな人がいることが、本当に嬉しい。
孫として誇りです。

書の言葉は
祖父の眼から視た、
今の社会を生きる人々へ指針を記した言葉だと、私は解釈しました。

93年の人生
世のため人のために生きてきた祖父の「人生訓」は、重みが違います。

声に出して読んで、私は心にしまいました。

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この書は、昨年私の写真展に寄せて祖父が書いてくれたものです。
私の生涯の宝物です。


事が落ち着いたら、会いに福島に帰りたい。
(※書は、母が送ってくれた写真です)

たくさんの人々に、この言葉が届くことを願って。

一緒に春を迎えましょう。


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祖母の米寿祝いでの祖父
2019年2月 撮影





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