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YAMA LIFE CAMPUS 東京校 6月実践編 那須岳山行一泊二日 #YAMAP

こんにちは、写真家の横田です。
今回ご縁を頂き、クラブツーリズムとYAMAPの共同企画「YAMA LIFE CAMPUS」東京校のフォトグラファー兼ライターとして参加しています。東京校メンバーで一泊二日の那須岳山行してきた日記を公開します。

講師は山岳ガイドの佐藤優氏。
年中、国内外の名峰をガイドとして活動しており大変物腰の柔らかい講師の方で一安心。

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6月のテーマは「登山装備と歩き方を見直そう」ということで、今年で本格的に登山を始めてから3年目になる私も
登山について1からプロの元で学べる機会を頂きとても有り難いです。

YAMA LIFE CAMPUSでは
3ヶ月に渡り毎月
1.座学(スタートアップ)
2.登山 (実践)
3.座学(フォローアップ)
この3つの課程をこなし学んで行きます。
6月はその第1クール。

6月26〜27日 那須岳登山 一泊二日

天気が当日まで悪天候の予報で雨の中の山行を覚悟していたのですが、最終的には2日間雨に遭遇することなく山行を終えることができました。

那須塩原駅からバスで那須ロープウェイへ

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那須塩原駅改札前に集合し、駅前で全体挨拶の後に貸切バスで移動。

山頂駅へ到着後、すぐに食事を済ませ全体講習からの出発。
茶臼岳〜朝日岳〜隠居倉を超えて本日の宿へ。

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朝日岳は分岐に荷物をデポ(途中で置いていくこと)して身軽になり山頂を目指しました。後半の隠居倉の道のりが長かったですが、なんとか雨が降る前に山小屋まで到着できました。

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宿泊は三斗小屋温泉 煙草屋旅館にて

煙草屋旅館は絶景温泉付きの素晴らしい山小屋でした。
部屋も広く、食事も美味しくて至れり尽くせり。

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2日目は5時前に起床して絶景温泉を堪能し、6時半朝食を終えてから出発。
出発前にはしっかり準備運動、そして装備のチェック含め講習がありました。

当初の予定では北上し、沢を越えて大峠経由で三本槍岳を登頂し中の大倉尾根を通り北温泉側へ下山する予定でしたが
寝不足なメンバー等の体調も考慮し予定変更となり、来た道を戻り三本槍岳を登頂後、道を戻って山麓駅側登山口に下山するコースになりました。

登山の基礎を学ぶカリキュラムでしたので、もっと軽めの山行かと思っていたのですが思いの外ハードな一泊二日の山行だったなというのが個人的な感想。

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私も含め皆団体登山の経験も初めてだったようで、それもまた新鮮な経験でした。団体登山のおかげで私の場合はペース配分がゆっくり目だったためバテることなく終始歩くことができて助かりました。

学んだことを実践しながらの登山、下山時に脚が痛くなることがなく無事に下山することができて良かったです。

以下は6月のテーマからの学んだメモです。
既に知ってるよという方もいらっしゃると思いますが
基礎を振り返る意味でもお役に立てば幸いです。

学びメモ

・ザックの背負い方
まず腰ベルトを先にしめる
ベルトの位置はわきばらの骨の上にくるようにする。
肩ベルトを全開にゆるめた時に
腰に重さを感じたら、腰に重量を分散できている。
それから肩ベルトをしめる。

・ザックの外側の荷物について
できるだけザックの周りをスッキリさせること。
ボトルやポールもザックの中に入れるのが良い。

・歩き方
まずは歩幅を小さくすることを意識。普段の半分くらいのイメージ。
そうすると地面を蹴らなくなる。滑り防止。脚への負担が減る。
段差があるところは、段差を上がったところで一度足をそろえる。
そうすることでわずかながら脚を休ませることができる。

・写真撮る人は、息を止めがち。
よって、酸素少なくなりがち。
撮影の時は深呼吸を意識しましょう。

・登りの歩き方
フラットなところ、段差の小さいところを探しながら登る。
脚は逆ハの字、線路の上を歩く間隔で足をひらく。
こぶしひとつかふたつあける。砂利で滑る人は歩幅が大きい。
靴の裏全体で地面を押すイメージ
地面を蹴らないでおいてくる。

・下りの歩き方
急斜面ほど歩幅を小さく。脚を体重を乗せてドスンとつかない。
音を立てない忍び足を意識。
膝を使って衝撃をやわらげて下りると疲労を軽減できる。
埋まっている石を探してそこにつま先を置く。

・なぜ登り優先か
登りの人が、下りの人とぶつかると登りの人の方が弾かれやすく、危険。
いつのまにか登り優先絶対というような空気になってしまったが必ずしもそうではない。下り優先な時もある。
道を開ける時は、できるだけ山側、安全なところで待つこと。

装備について
・コンビニ袋の利便性
雨天時に登山靴の上から履いてから、パンツを履くと内側が汚れずに済む。
・雨具の上着はファスナーを開けたまま収納しておく
直ぐに羽織れるように。
・ザックへの荷物の詰め方
重いものは上方、なるべく背中側に配置する。

・行動職+非常食(羊羹など日持ちするもの)を両方持参。

・足つり防止には、みどり安全の塩熱サプリ(NaとKを含有)や、漢方の68がお勧め。

・一泊二日山行のザック重量は、水分含めて6~7㎏が理想。
測定するには、ザックを背負って体重計に乗るのが一番簡単。

・体をふくための不織布シート(ビオレなど)を持参すると便利
(特に風呂なしの山小屋の場合)。

・レスキューシートは開封後の水濡れに注意。
経過でアルミがはがれてしまうことがある。

・レインウェアで済むので折り畳み傘は不要。

私自身、新たにちゃんと学んだ部分も多く実践することで自分の山行に初回からちゃんとフィードバックができ、以前より身体への負担を減らしての山行ができたと実感できました。

主に大切な歩き方について、これまでは脚への負担をあまり考慮できていなかったことが浮き彫りになりました。今後も学んだことを忘れずに山行に励みます。7月のYAMA LIFE CAMPUS山行も楽しみです。
それではまた。

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横田 裕市 / 写真家
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