【ハワイ島 最高の1枚】ヨーロッパ最大の国際フォトコンテストPX3 部門2位を受賞しました。
ヨーロッパ最大の国際フォトコンテスト
「Prix de la Photographie de Paris(通称:PX3)2023」
プロフェッショナル部門 Special・NightPhotography部門にて
2位・シルバープレイスを受賞しました。
受賞作品
タイトル:「The breath of the earth embraced by the Big island of Hawaii (ハワイ島に抱かれた地球の息吹)」
作品について
2022年に10年ぶりに訪れたハワイ。
この時に、初めて上陸したハワイ島(通称ビックアイランド)で撮影した作品です。しかも自分の誕生日、37歳初日にしてベストショット。
この日はキラウエア火山を訪れました。天候はあいにくの曇天。雲の切れ間をずっと待っていました。湧き上がるマグマが雲に反射しオレンジ色に染まる最中、その遙か上空には天の川が輝いていました。そして夜空が顔を出してくれたわずか10分ほどの時間で撮影。
他のメンバーに協力いただき、本来の滞在時間を限界まで延長し、撮影が叶った1枚です。運とメンバーの協力無しでは実現しなかったカットでした。
ハワイ島の原生林の樹木のシルエットと共に「ハワイの作品」として、私の中で2022年のベストと呼べる1枚。この写真だけは、グローバルなステージで通用しうる作品だと確信し、この1枚だけをコンテストにエントリーしました。
結果として、シルバーを受賞できたことを大変嬉しく思います。
もちろん、ここまでくればゴールドを取りたかったという悔しさもありますが、結果は真摯に受け止めます。
何よりハワイの思いが強く込められたこの作品で受賞できたこと、
作品に華を添えることができたことを誇りに思います。
作品ページ
受賞作品一覧
撮影した当時のtweet
まだ日が暮れる前には、火口見たさに人だかりが私の周りにできていました。
発売したばかりのGooglePixel7Proで火山を撮影。
スマホとは思えぬクオリティに感動しました。
あいにく受賞作のようなカットは天候の関係で撮れませんでしたが、これも世界最速だった自信があります。
10分ほどしたら星空は雲に隠れてしまい、セカンドチャンスはありませんでした。本当に束の間のタイミングでした。
次回入賞は日本の作品で
この数年でも規模の小さい受賞や国際フォトコンテストでの佳作はいくつか得ていますが、国際的なフォトコンテストで3位以上の入賞は数年ぶりでした。その時の記事が以下になります↓
以前から変わらず、私の目標は日本の作品で受賞することなのですが、それを叶える前に再び海外の作品で入賞してしまいました。欲をいえば、自分の故郷である福島県の作品でいつか世界的な賞を取りたい。
今回、ハワイが災害で大変なときではありますが、少しでもハワイに携わる人々に吉報を届けることができて良かったです。お世話になったハワイ州観光局の方々にも連絡をしました。
2022年に訪れたハワイについては
以下TABIPPOの記事にて執筆していますのでぜひご覧ください。
マラマな出会い、風景写真家が恋したハワイ島の豊かな自然|風景写真家・横田裕市
TABIPPOスタッフ、ハワイ州観光局スタッフ、一緒にハワイを巡り楽しんだメンバー、現地で出会った人々、どれが欠けても撮影できませんでした。本当にありがとうございます。全てに感謝。
寄付金のご案内
ハワイの災害支援として
最後に寄付の案内をさせてください。
ハワイは現在、山火事にはじまった災害によってマウイ島が歴史的な被害を受けています。一日も早い復興を願っています。写真家として自分のできることで少しでも恩返しができればと思います。
私自身も少額ながら寄付をしました。ひとりの少額の寄付でも積もれば山となります。ぜひ。
ハワイ州マウイ島西部 山火事救援金
ご寄付をいただいた救援金は、全額、ハワイコミュニティ財団が設立したマウイストロング基金へ寄付し、マウイ島の救援活動や復興支援等に使われます。
Yahoo!ネット基金 ハワイ マウイ島山火事 緊急支援(ピースウィンズ・ジャパン)
Tポイントやカード、PayPayなどで寄付ができるYahoo!ネット基金での寄付はこちらからどうぞ。
私の目で見た感動を、写真を通して人々に伝える
いたってシンプルなこの信念のままマイペースではありますが、引き続き写真を撮って参ります。引き続きよろしくお願いいたします。
横田 裕市
私の記事をここまで御覧頂きありがとうございます。 頂いたご支援は、今後の機材購入費・撮影遠征費に使わせていただきます。