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カメラマン・フォトグラファーの仕事について働き方・稼ぎ方をまとめてみた。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。

「フォトグラファーの仕事・働き方にはどんなものがあるのか」という質問をたまに受けるので、実際にフォトグラファーがどういった仕事・働き方をしているのかをご紹介します。

2019.10.15追記
7番に加筆。「究極の理想とは」を追加。

2019.7.21追記
2000字ほど加筆し、これからフォトグラファーとして活躍したい人が参考にしやすいような内容にしました。

(私の経験や見聞きしたものがベースになっているため、偏りや漏れもある可能性は十分ありますのでご理解くださいm(_ _)m)

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1.写真納品

「依頼を受けて、写真を撮り、納品する」

基本中の基本だと思いますが
フォトグラファーはクライアントから撮影の依頼を受けて
指定された撮影を行う→写真を納品する

この対価として報酬を得ているのが大半を占めていると思います。
あくまでフリーランス・及び企業所属フォトグラファーの基本的な働き方。

クライアントは、様々な企業(出版社、メーカー、アパレル、諸々)、自治体、個人などがあります。

フォトグラファーによって居る業界が異なるので
その界隈ごとのクライアントで撮る写真が変わります。

ですので、自分が撮りたい写真があるならばその業界・界隈で仕事をするのが一番です。

撮影の種類

物販
→物撮り(服、宝石、時計、靴、などあらゆるプロダクト全般)

飲食業
→フード、テーブルフォト

ファッション・アパレル業界
→ファッションモデル、ポートレートスナップ

イベント会社
→イベントスナップ、ビジュアル撮影

ブライダル業界
→婚礼撮影、前撮り、後撮り

出版社、観光事業系、地方自治体
→風景、スナップ、出版社は出版物により取材撮影など様々

広告代理店
→コマーシャル

一般個人の依頼
→家族行事の記念撮影、ポートレート撮影等

芸能、俳優、アイドル
→モデルポートレート

不動産
→竣工写真、建築写真

などなど挙げればきりがないのですが、概ねこんなものかと。

もちろん一個人よりも企業様相手に撮影をさせて頂いた方が単価が高いです。

特に広告代理店依頼のコマーシャル撮影は予算の規模が桁違いなので、
第一線で活躍するコマーシャルフォトグラファーともなれば1案件で数十〜数百万は稼いでいるのではないでしょうか。
(業界が異なるため憶測です。)
一般人に近いところだとブライダルフォトグラファーも売れてる方は月に数百万はかたいかなと。

業界によって撮影報酬の相場感が異なるので、この辺は詳しくは述べませんが
フォトグラファーの生計としては「依頼を受けて、写真を撮り、納品する」これが基本になるかと思います。

中にはスクープ写真を撮影し、それをマスコミに売って稼ぐ、なんてフォトグラファーもいますね。
いわゆるパパラッチというやつですが。この辺は最近だと大根仁監督作の映画「SCOOP!」をご覧頂くとイメージしやすいと思います。

2.ストックフォト

自分の撮影した写真を世にあるストックフォトサービスにアップロードし、
そこから不特定多数の第三者に購入していただき、ダウンロード数、価格に応じてコミッションを得る方法です。

通常の写真家業とはまたベクトルの異なる継続的な努力が必要になります。
人や建造物などは署名(モデルリリースやプロパティリリース)が必要になるなど手間がかかる場合もあります。
売上が見込めるポートレートほどモデルリリースを取得する手間がありそれがハードルになっていたりします。

世の大半の人は、ストックフォトから得る金額はお小遣い稼ぎ程度かと思いますが
ストックフォト専業のフォトグラファーは年収一千万以上を稼でいる方もいます。

今だとSnapmartでスマホで撮った写真も簡単に販売できます。
有名所は、Adobe Stock,Getty images,iStock,Amana images,for your images,PIXTAなど。

3.ライセンス販売

ストックフォトに近いものがありますが、雑誌や広告、実店舗などへ自分の写真の権利を限定的に貸し出す代わりにライセンス料を頂きます。いわゆる広告利用(掲載)料、展示料など。
既存の写真という資産を貸しだすだけなので、とても楽です。

例えば私の例を挙げると、フィンランドで撮影したオーロラや雪景色の写真は
国内外の出版社からオファーがあり写真を提供してライセンス料を頂いています。

4.講師業

トークショーでスピーカーをするですとか、単発で写真教室を請け負うですとかそういう感じに人前で話す・教えるということをする対価として報酬を得ます。

スライドを準備したりすることもありますが、
基本的には自分の中に蓄積してきたノウハウや経験、撮影した写真を用いて行うことが多いので
教えること、話すことが苦じゃない方には良い仕事かと思います。

これも個人でやるのか、法人相手でやるのかで報酬面が異なります。

5.写真教室主宰

写真教室を定期的に開き、受講生から受講料を頂く。
規模は様々ですが、個人で写真教室を開講して運営されてる人もいますね。

この場合は単発スポットよりかは月に数回の開催を生徒さん向けに開催するようなスタイルをイメージでいます。

特に往年のプロの方などは写真教室を開き
生徒さん(おじいちゃんおばあちゃん等年配の方々が多い)から月謝を頂いて、これを月々の安定収入にしているケースが多いように思います。もはやひとつのコミュニティを形成しているレベルもあるのでそこまで来ると強いですね。

もちろん上記のようなスタイルでなくとも今では定期・単発問わずSNSで写真教室の告知・集客を行い、開催、それで稼いでいる人もいます。

受講人数をしぼって個人や少数に対して行う方もいらっしゃいます。

6.撮影会主催

同日同会場でまとめて写真撮影をする撮影会。

これは例えば家族写真でいうと、同日公園に時間別にファミリーに来ていただき
一日にまとめて数組撮影して後日納品するというスタイル
これも一日全枠埋まるとなかなかの利益になりますね。

7.物販

写真集や作品プリント関連を販売すること。
世界を旅するフォトグラファーがバスキング(路上販売)でプリントを売ったりもそうですね。
写真家として世に認められば、作品プリント1枚を数十万円〜で取引される事もあります。

私も今年プロとして初の写真展を開催させて頂き、
1点数十万円から作品を購入頂きました。

他に例として
通販サイトでミニ写真集や写真プリントシャツを販売しています。

8.クラウドソーシング・撮影プラットフォームサービス

クラウドワークス、ランサーズといったクラウドソーシングサービスや
自分が携わっているLovegraphを始めfotowaのような一般向け出張撮影サービスに登録したり
出張撮影サービス byGMO」のような法人向け撮影サービスに登録してそこから依頼を受けるという事もできます。

イレギュラーかもしれませんが
自分の場合はこの提供元のビジネスサイドとして業務の一端を担うということもしています。
もちろんそういう企業に属している方もいるかもですが少ないかなと。

9.企業やスタジオに所属(就職、業務委託、アルバイト等)

撮影の他にアシスタントをしたり、そういった環境で月給や時給で働く。
内容としては1の他にその補助役(アシスタント)をする等でしょうか。

10.プロのアシスタントをする

アシスタントとして修行を積んで独立、そして1に戻る。
初期のうちはアシスタントも働き方のひとつの選択肢かと。

師匠から独立したフォトグラファーのプロフィールに「○○に師事」って書いてありますが、良くも悪くも古い商習慣が根付いていると感じるところ。クライアントもコネクションから新規に広がっていくイメージ。



以降の内容は、売れる度に加筆していくスタイルで不定期に更新していきます。

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横田裕市/写真家

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