CP+後記 「あなたにとって写真とは?」 その答えが導くもの。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。
2月28日から3月3日までの4日間。
CP+でのお仕事を終えました。
最近私を見知っていただいた方々からは「横田さんはCP+何年目ですか?」と聞かれる時があるのですが、私は仕事としてCP+に参加するのは今年が初めて。
どうあれ国内トップクラスのカメラ業界の催しの1つであるCP+。
今年は来場者数が過去最高だったらしく、およそ7万人。
それほどの人の流れがある場所で、SONYが一番大きなブースだった様子。
メインステージでの講演という舞台ではなかったですが、
以前より好評を博している講師業の方で全日程SONYでお仕事をさせていただきました。
CP+にて人前に立つ仕事をするということは、カメラマンとして1つ、仕事の目標でした。そして大変有り難いことに今年は特に私の知人友人、尊敬する方など見知ったフォトグラファーが多数このCP+で活躍していて、自分もその中の1人になれた事が嬉しかったです。
今回はお仕事でSONYの最新のAF性能について語りましたが、
いつかはやはり自分の写真を語りたいですね。
気がつけば、主にSONYをはじめとして企業さんからの依頼で、人前で話すことも仕事になってもう3年くらいになるんですよね。写真に関する事だから良いですがよく続いているなと我ながら感心しています。笑
仕事に関しては、やっぱり企業の中の人との縁というのもすごく大切だなと思います。
この人のためなら頑張れる。精一杯自分ができることで誠意を見せたいというものもあります。今回のCP+でのお仕事もそんな感じで引き受けました。
提供する側として今回CP+に参加できたことは、
2月の写真展に引き続いて私にとっては大きな経験になりました。
前日の27日からリハーサルでパシフィコ横浜に通ってたんですが、あの大がかりなセットを1日にして完成させてしまう業者の方々の職人技には感動です。昔こういった設営のバイトに参加したことあるんですが、親方みたいな人に指示を受けながら大勢のスタッフとセットを作った思い出が脳裏によみがえりました。
裏方の方々や、接客するスタッフ、被写体になるコンパニオン、モデルの方々、各ブースでパフォーマンスをするクリエイターの方々、大きなイベントに来ると大勢でイベントを作り上げていることの偉大さに触れて人の力、場所の力ってすごいなと感じます。
やっぱり一度少しでも携わると、毎年より良いイベントにしていける手伝いがしたいと思ってしまいます。もっと老若男女が興味を持って来れるイベントになったらいいな。
今回のCP+のメイントークイベントの1つ、写真家のヨシダナギさんのお話で「ヨシダナギっぽい写真とはなんだろうか」と、いつも考えながら写真を撮っているという話を聴いたり、考えの一部を聞けて楽しかったです。
作品のその人らしさというのは、にじみ出るもので意識してどうこうできるものではないのではないか、というのが私の考えなんですが意図して作ることもやろうと思えば確かにできるよなーとも考えたり。作品の表現に悩む人もいるのはこういうことなのかなと思ったり。
CP+で、もう1つ印象に残ったお話としては
「あなたにとっての写真とは?」というテーマの問い。
とても興味深い。
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