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最高のゲーム特集にインゲームフォトグラフィー枠で出演できたことが胸熱すぎた話|SWITCH3月号

SWITCH3月号にインゲームフォトグラファーとしてインタビュー記事が掲載されました。

ゲームカルチャーとしても非常に大きな転換期となる今、カルチャーの文脈で紹介いただけたことの喜びと雑誌の紹介

そして私個人として、
間接的であれど憧れの人物との邂逅に馳せる喜びの発露を文章にしました。

インタビュー・カルチャー・マガジン「SWITCH」に掲載

2月20日、SWITCH 3月号が発売になりました。

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本誌は「“Play Has No Limits”をテーマにPlayStationが生み出すカルチャーを遊び尽くす70ページ完全保存版。」として、様々な角度からPlayStationの文脈を紐解く1冊となっています。

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SWITCHは1985年創刊のインタビュー・カルチャー・マガジン。まさか私と同い年の書籍だったとは。高校時代から認識していたこの著名なカルチャー雑誌に私が掲載される日が来るなんて、人生何が起こるか分かりません。

新時代のゲームカルチャーとして芽吹いたインゲームフォトグラフィー

大変光栄なことに、今回「フォトグラフィー」パートを代表するプレイヤー・アーティストとして抜擢され作品とインタビューを掲載いただきました。

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なんと見開きで上記「ワンダと巨像」のインゲームフォトグラフィーカットを掲載いただきました。この構成にした編集部の神がかったセンスよ。。

私がインゲームフォトグラフィーに目覚めたきっかけでもあるワンダと巨像のカットを大きく掲載いただいたことに感無量です。

本誌の大きさと紙質の良さを活かし、5ページのインゲームフォトグラフィー&リアルフォトグラフィーの紹介、1ページのインタビュー掲載となっています。

「ワンダと巨像」の他「Ghost of Tsushima」「DEATH STRANDING」「The Last of Us Part2」のカットを新規撮り下ろしカットも含め紹介いただいています。

インタビューは私の写真を撮り始めたきっかけに始まり、インゲームフォトグラフィーの撮影について取材いただきました。

とても楽しいインタビューで、本来の時間をオーバーしてしまうほど熱く語ってしまいました。本当に良い時間でした。

インゲームフォトグラフィーが掲載された日本初の雑誌

今後、インゲームフォトグラフィーのという文化や市場が日本でもどんどん発展していくでしょう。それでも、現状はまだまだこれからなわけです。

日本の雑誌で大々的にインゲームフォトグラフィーが掲載されたのは本誌が初なのではないでしょうか。ゲーム専門誌でもなく、カルチャー雑誌で、です。これは本当にすごいことです。

2年前「ワンダと巨像」の反響から全てが繋がっている

2005年発売当時から大好きなワンダと巨像のインゲームフォトグラフィーをnoteで紹介した2年前の反響から今日に至るまで、全ては繋がっています。

「上田氏の作り上げた美しいワンダと巨像の世界観を、写真家としてフォトモードを駆使しもっと世に伝えることはできないか」

そんな思いから発信したインゲームフォトグラフィーは有り難いことに多くの反響をいただきました。

コロナ禍で余暇ができた私はフォトモードに夢中になりました。なった甲斐がありました。今回インタビューを担当いただいたジャーナリストJINIさんとの出会いもここから始まっています。

憧れを胸に、前進できた私の写真家人生

2015年、憧れの人の言葉を胸に動き出す
2016年、言葉通り写真家として胸を張れる結果を出す
2020年、憧れの人の元に作品が届く
2022年、憧れの人と同じ雑誌にてその人の作品カットで掲載に至る

「ワンダと巨像」の上田氏のインタビューでずっと心に残っていた言葉がありました。2015年の私のtweetが以下

「ここから世界を見据えられるか」

2015年に上記の言葉を思い出し
私も「写真家として、世界を見据えて活動をしていこう。
そう思えた上田氏のインタビューの1文です。
(上記1文は2011年発売「ICO/ワンダと巨像 Limited Box」内ブックレットに書いてあります)

その1年後、世界的なフォトコンでの入賞やApple広告の掲載、多くの写真が国境を越えてバズり、私の名前は海外メディアに数多く掲載されました。2016年は、私の人生のターニングポイントとなりました。

上記のtweetから5年後の2020年
最終的に私のnoteがワンダと巨像の生みの親であるゲームデザイナー上田文人氏の元まで届いたことが、1ファンとして至上の喜びであり感無量でした。

思いの丈を伝えたくて、インゲームフォトグラフィーを1冊にまとめたフォトブックをgenDESIGNにお贈りしました。ファンから売って欲しいという問い合わせを多数いただきましたが、非売品です。(権利上NG)

そこから2年の時を経て
「上田氏と米津玄師の対談」のある同じ雑誌に私が掲載されるという
私にとってこれは大事件なのです。

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上田氏もページをめくってワンダと巨像のインゲームフォトグラフィーを見てくださっただろうか、、どう思っているだろうか、、考えるだけで胸がざわつきます。

個人的な思いですが
いつの日か上田文人氏の手掛けるゲームにインゲームフォトグラファーとして参加しインゲームフォトブックを出版するのが私の夢です。

良い紙面プリントでインゲームフォトグラフィーを見ることができる価値

その価値を伝えたくて、こんなtweetをしてしまいました。
ぜひ手に取ってご覧いただきたいのです。

インゲームフォトグラフィーの商業的発展はまだまだこれから

権利的な問題もあり、インゲームフォトグラフィーを商用利用することは現状ハードルが高く、実質不可能に近い状態です。

そのため現状商業的な事例はごくわずか。国内商業事例は現時点で私1人です。

今後インゲームフォトグラフィーのマーケットが日本でも成熟していけば、メタバース文脈での展開、NFTなどデジタルアートワークとしての展開,プリントやフォトブックの販売など作家の表現する新しいコンテンツとしてマーケットが発展していくでしょう。

商業的な機会に恵まれるプレイヤーも今後増えていくでしょう。
そう願って止みません。

これはゲームカルチャーの発展でもあり、
写真ジャンルの拡張・発展でもあるのです。

国内ゲームメーカーもぜひ海外に負けず、ゲーム搭載のフォトモードに力をいれていって欲しいですし、なんならフォトモードのアドバイザーをさせて欲しいです。
SIEの方とはインゲームフォトグラフィーの今後の市場形成についてディスカッションしたい。

私は写真家として、この領域の第一人者として
今後も活動に励んでいきます。


仕掛け人JINIさんのnoteも必見!

本誌はどのパートも非常に見応えがあります。
今回の企画、取材など多くを手掛けた仕掛け人であるジャーナリストJINIさんのnoteも必見です。

JINIさんのnoteはこちら

長くなりましたが、
たくさんの思いが詰まったSWITCH3月号
お手にとっていただけたら嬉しいです!

SWITCH3月号はこちら


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横田 裕市
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