フィンランド政府観光局が本気で「探検家」を募集してたので応募したら選ばれてしまった話。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。
この記事から、2015年12月から2016年3月にかけて90日のフィンランド旅の間、当時LINEグループ200名の読者限定に公開したブログの記事を読みやすく十数個のダイジェストに再編集・再構成しお届けします。
当時と同様に、1記事ずつ90個の記事をアップしていこうと途中まで考えてしていたのですが、一つ一つ内容が小出しかつバラバラなため、読んで頂く方々の時間をとるならばしっかり読み応えのある体験記として仕上げたいと思い、書き直しました。どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。
旅立つ前、日本代表に選ばれたエピソードから始まりです。
日程概要まとめ
2015年
10月18日 エントリー
10月21日 一次選考通過、意思確認
11月2日 最終面談、選抜決定
12月5日 フィンランドへ出発
フィンランド・ラップランドで3ヶ月かけて18のアクティビティを経験する
2016年
3月4日 日本へ帰国
2015年10月、探検家募集に応募してみた
きっかけは2015年10月。いくつかのメディアで一斉に「フィンランドで過ごす探検家を募集する」リリースがでました。
フィンランド政府観光局・フィンエアー共催
100日の冬のフィンランドを冒険する一大プロジェクト
(※厳密にはビザの関係で90日でしたが)
下記がプロジェクト公式サイト
オーロラ撮影のリベンジに燃えていた
このフィンランドの話に触れる以前に、スカンジナビア政府観光局と旅行サービス トリッピースの企画でノルウェーにオーロラを撮りに行ったのですが、結局オーロラが撮れずに悔しい思いをしたんですね。この探検家の企画で必ずや素晴らしいオーロラ写真を撮るというリベンジに燃えていました。
当時、エントリーシートを提出すると、サイト上に数字が表示されたんですね。締切1日前のエントリー。世界で2961番目の応募だったようです。
選考通ってファイナリストへ
募集サイトは日本語なのに、エントリー画面に変わったら記述全部英語でした。意地でも書いて提出したのとよく覚えています。
そして締切10月19日から2日後の21日に、一次選考通過の連絡が
最終的に応募4000名からファイナリスト20名に残ったわけです。
最終面談を受けることになり、そのための書類作成に悲鳴をあげていました。
そしてきたる最終面談
最終面談の日。ヒルトン成田にて、はるばるフィンランドから来てくださったプロジェクト幹部と英語で面談しました。過去最高に緊張した面談でした。
日本のファイナリストは3名いたそうですが、写真家の女性は辞退されたそうで、後日個人的に応援のメールを頂きました。
最終面談は、自分の他に、映像クリエイターの男性の方が。
一緒に面談するタイミングもあり、英会話力で圧倒的に負けていたので焦っていたのを覚えています。これはやばいと。
必死に事前に練習してきた拙い英語スピーチで自己PRしました。
面談を終えて、さらにホテルのトレーニングルームで体力測定。
次いでプレス用の写真撮影まで行い、どちらが選ばれてもすぐリリースが出せるよう準備されていました。
最後に、どちらに決定したか
個別に聴きたいか、2人一緒にこの場で聴きたいか
という問いがあり、この場で一緒で良いと答えたら同意してもらい、その場で回答がありました。
「You.」
そう言われ、自分の方へ手を差し伸べられた時には
一瞬理解が追いつきませんでした。
俺が代表に、、選ばれた???
言われるがままにその場で書類にサインをしました。
その瞬間の事は、動揺していたのかあまり覚えていません。
また後日連絡するねといわれ、帰路についた時
ホテルの通路ですぐ当時恋人だった妻と母親に報告しました。
これから1ヶ月後、90日間のフィンランド冒険記が始まり、当時はまだもやしっ子だった自分が、この旅を通して精神的にも肉体的にも逞しく成長してきました。
詳しくは後のエピソードに続きます。
フィンランドの写真と文章、ぜひ引き続きお楽しみに。