初の富士山登頂チャレンジ!
タイトルのまんまなんですが
7月28〜29日と一泊して富士山に登ってきました!
決意表明した1月のtweetが懐かしいです。
そして、こういう表立った発信がやっぱり役に立っていて、
ここから一緒に行きたいという友が集い、最終的に5人の写真仲間と登ってきました!
また別記事でご紹介しますが、7月はじめに屋久島にトレッキングに行ったのですが、やはりトレッキングと登山は別物ですね(笑)
2015年にフィンランド、2016年にはブータンを訪れ各々の国で山を登ってきましたが、日本でちゃんと山を登ったのは実はプライベートでは初めてのこと。
日本で初めてフィンランド時代の服装(HALTIウェア)に身を包みました。
アウトドアに最適な装備があってよかった。
富士山には4つの登山ルートがあり、今回僕らは須走口ルートを攻略しました。詳しくは登山ページにて。
御殿場駅からバスで須走口五合目に向かい、そこから登山スタート。
途中途中撮影や休憩を織り交ぜつつ、13時から登り始めて
8合目の宿・下江戸屋に到着したのが19時半頃。経過6時間半ほど。
ほぼ初心者で構成されたチームで撮影しながらだったので、ペースとしては良かったかなと。
今回自分は55Lのリュックに、機材、食料、着替え等、諸々詰めて登りましたが、次回は絶対荷物を減らすと心に誓いました。重さは罪。軽さは正義。
機材は以下
ManfrottoのBefreeカーボン三脚
SONY α7RII
CarlZeiss Batis18mm(ほぼこれで撮影)
SONY SEL2470GM(重いのに持っていったがほぼ使わず)
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM(貸出用)
今後、登山時はレンズは2本まで、軽さ優先を心がけたいと思います。
富士山の天気予報は、くもり 時々 霧 時々 雨 とのことで、
実際は予報通り、全部味わいました笑
7合目を超えたあたりから雲の間から青空が。
宿につく間際には夕景撮影にモチベーションが上がる我ら。
宿に着いて夕食をとり、星空撮影。
単に撮影だけを考えるなら8合目くらいまでで十分かもしれません。
美しい雲海と星空に出会いました。
20−24時と宿で寝て、ご来光へ向けて出発だったんですが、
初の山宿。どんなもんかと思いましたがあまりに寝るスペースが狭くて自分は一睡もできず、宿のスタッフに相談して体調が悪い人たちがくつろぐスペースに雑魚寝させて頂きました。(横になっただけで寝れていない)
改めて、息を深く吸っても酸素が足りない。
標高が高い場所にいることを思い知りました。
須走ルートは8合目から、最も人気のある吉田ルートと合流し
ご来光を目指す登山者の渋滞が始まります。
(利用者数:吉田ルート15万人、須走ルート2万人、文字通り桁が違います)
一列に連なる登山者の明かりが醸し出す宗教感が凄まじいです。
ぜひ写真を御覧ください。
これが噂のご来光渋滞ってやつかと。8合目から勾配もきつくなり、ラストスパート感があります。
残念ながら、曇のためにご来光はみれず、早朝5時ごろに山頂に到達しました。登りきった!!という達成感のみで、日本で一番高い場所の山小屋でカップラーメンを食べて下山しました(笑)
帰りの朝に見れた雲海が印象的。
7合目以下は霧雨〜雨で
かつ、須走の下山ルート2.2キロにおよぶ砂利道が辛すぎました。
もれなく全員脚がボロボロにwもうこのルートでおりたくないwww
登山を終えて
富士登山がどんなものなのか、身をもって知ることができたのが今回一番の収穫でした。今回ご来光を見ることができなかったので、また天気の良い日にリベンジしたいと思います。
富士山から臨む景色や仲間との思い出は良かれど、
取り巻く環境などはかなしい感情が芽生えました。
メディアの5年前の記事「富士山の過剰に連なる山小屋の実態、商行為と自然保護が決して結ばれない現実」これを読んでから、実際の様子を自分の眼で確かめたかったという夢も叶いました。
富士山は商業化されすぎていて、携帯の電波はどこでもつながるし、宿にはなんでも売っている。ゴミも散らかっているし、山頂に行ってもカップラーメンが売っている。おみやげも売っている。山小屋も宿泊者を詰め込みすぎで環境がわるい。商業化故の登山者増加による悪循環。「これで国立公園なの?」というレベル。
富士山は、2013年に世界文化遺産には登録されましたが、自然遺産への登録は到底ムリだと感じました。日本の誇る素晴らしい山なのに、とても残念です。
富士山登山
上記のように思うようなこともありましたが、
改めてこのメンバーで登れて良かったですし
体力的にきつかったけれど、高山病にもならず
仲間から初の正露丸をもらい腹痛もおさえる等
助け合いの精神で、ほんと皆に救われました。
写真も各々最高です。ぜひ下記tweet等御覧ください。
(現像待ちもあるため随時追加します)
私の記事をここまで御覧頂きありがとうございます。 頂いたご支援は、今後の機材購入費・撮影遠征費に使わせていただきます。