SDカードは消耗品!定期的な買い換えのすすめ。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。
今やデジタルカメラで撮影する際には広く普及しているSDカード、写真を撮っている多くの方が馴染みのあるメディアかとかと思います。
最近、私用しているSDカードに関して、データ書き込みが正常に完了しない不具合を立て続けに出したので、もう交換時期かなと思いtweet
思ったよりリアクションが多かったので備忘録がてらnoteにて。
上記、東芝のSDカードはUHS-II規格でそこそこ高価なものです。昨年フォトコンの賞品として頂いたものですが、使って1年半ほどでエラーが出るように。こればかりは仕方ありません。
SDカードは消耗品
SDカードも消耗品です。長く使用していれば壊れもします。
iPhoneで例えるとライトニングケーブルくらいの立ち位置です。
意外と大丈夫と思って、何年もずっと同じSDカードを使い続ける方がいますが、それは推奨しません。定期的に買い換えすることをおすすめします。
SDカードは、一見わかりにくいですが
種類によってデータ読み書きの耐久性能も異なります。
(SDカードの仕組みなど知りたい方は各自
私の場合、特に仕事で撮影する身でもあるので、買い換えることでリスク回避することは必要事項でもあります。
昨今はだいぶSDカードも安く購入できるようになりましたね。
(Amazonでの購入は最近偽物注意ですが...)
SDカードを定期的に買い換えた方が良い理由
なぜ買い換えるか。
基本的には、経年劣化に伴う下記のリスク回避になります。
・書き込みエラー
私も直近体験したことですが、撮影後にデータがSDカードに書き込まれる際にエラーが起き、正常に書き込みが出来なくなる場合があります。その際の写真データは消失する場合があります。仕事では絶対に避けたい状況です。
・読み込みエラー
いざ、データを取り出そうとした時に取り出せない。
そんな場面にも遭遇しかねません。金属端子の腐食や破損、プラスチック部分の破損でリーダーに接続できなくなるなど。
実例体験談
クリエイティブコンサルタントであるTHEGUILDのNagisaさんも反応頂き、上記症例の体験談。
・カード本体の破損
SDカードのプラスチック部品はその形状故に極薄で割れやすいです。また経年劣化でプラスチックそのものが非常に脆くなります。多くのカメラはSDカードを取り出す時に「押し込む」プッシュアウト式。劣化したSDカードだとこの押し込みの圧だけでスロット内部で割れる可能性があります。
実例体験談
写真家の藪崎さんが実際に上記の例で破損し、カメラごと修理に出した例を教えてくださいました。
頑丈なSDカードもある
SONYが発売しているTOUGH(タフ)シリーズのSDカードは従来のものより遙かに丈夫に作られています。
静電気にとても弱い
これは経年劣化関係なく起きえることですが、SDカードは静電気にとても弱いです。SDカード持っている時にパチッといったらやばいです。中のデータが飛ぶ可能性があります。まさに今の冬とか空気が乾燥する時期での取り扱いには注意。素手で直接SDカードを受け渡しするのはNGです。必ずケース等に入れて渡しましょう。
おすすめ管理方法
カード名をリネームして日付を入れる
パソコンに接続したい際に表示されるカード名に日付を入れておくといつ購入したのか分かります。例「201912_1」「201912_2」などとカード名を再登録しています。
カードに日付を書いて経年管理する
友人のフォトグラファーは、カードに油性マジックで購入日を書き込み経過年数を管理している方がいます。一定期間が経過したら買い換える目安。
まとめて定期的に交換する
一定期間使ったらまとめて買い換える。このサイクルを作れば一元管理も出来て非常に楽です。私の場合、2年ほどのサイクルでAmazonのセール時にまとめて買い換えています。
SDカードマネジメントでリスク回避、データを守ろう
SDカードは、とても普及しているお手軽な外部メモリではありますが、お手軽な分脆いメディアです。大切なデータを消失しないよう、SDカードマネジメントもしっかりやった方が後悔しなくてすむよ!という内容でした。
特に意識したことがなかった方はぜひ気にとめてみてくださいね。
私が使用しているSDカードはこちら
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