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期待はずれのリターン YASHIKA Y35

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。

今日Tweetしたこちらの話題。

今朝偶然Facebook広告で出てきたんですよね。
まさか大炎上したクオリティの品を国内のクラウドファンディングでまた展開してるとは、、、。驚きました。

日本発の1949年創業の歴史あるカメラブランド「YASHICA(ヤシカ)」。その往年の名機であり、世界初の電子制御シャッター搭載カメラだった「Electro35」のデザインで復刻させたのが「digiFilm Camera Y35」

正しくは→YASHICAのブランドネームだけ買収されて作られた本家YASHICAとはほど遠いチープなトイカメラです。

以前、米国大手Kickstarterで大酷評のプロダクト


2017年10月に大きな期待と共にリリースされたこのプロジェクトですが、リターンの遅延に遅延を重ね、お金を返せと支援者は怒りのクレームの嵐。そしてようやく1年経過して届いたと思ったらあまりにもお粗末なトイカメラで大炎上。

発想は面白いなと思い一年前に私も支援したわけですね。

そして、一年経って自分にも届いたものの、すでに早期に支援しカメラをゲットしていた方々が酷評していたので複雑な気持ちで開封しました。

このカメラがお値段3万円以上??

正直、価格とクオリティがマッチしていません。
数千円なら許すレベルかと思います。支援者が怒るのも無理はない仕上がり。

私が特に不満を感じたのが下記です。

1.素材がプラスチックでチープ
プロジェクトページだと品質良く見せていますが、とても安っぽい品質です。

2.意図したタイミングでシャッターが切れない
私がこのカメラを即売却した理由がこれなんですが、
シャッターボタンがかたい上に、ボタンを押した後に遅れてシャッター音が鳴ります。
そして、てっきりシャッター音が鳴ったタイミングで撮れているのかと思いきや、実際のシャッターはさらにシャッター音から1.5~2秒ほど遅れたタイミングで記録されています。かなりいい加減で、試写した写真は全てブレブレでした。(撮り終わったモーションに入っている時に全て撮られているため)

撮影する上で、ストレスフルなのは耐えられないために残念ながらすぐに売却しました。

クラウドファンディングで粗悪品をつかまない方法

1.以前に他のクラウドファンディングでプロジェクトを実施してないか調べる

→初回のプロジェクトだとこればかりはリターンが来ないと判別できませんが、大々的なプロダクトの展開であれば複数のクラウドファンディングサービスでプロジェクトを実施している場合があります。

2.リターンの評判を調べる

既に他のクラウドファンディングでリターンが支援者に送られている場合
調べてみれば大体は評判が出てきます。

今回のヤシカのカメラもちょっと検索してもこんな感じ↓

今回のグリーンファンディングで、上記を調べることなく期待して支援した方々はリターンが届いてからがっかりするでしょう。

ですが、すでに情報がこれだけ出ている状況で支援しているわけなので結局は自己責任、勉強代と思ったほうが良いかもしれませんね。

個人的にはこれだけ粗悪品なリターンを提供する企業を良しとして、プロジェクトを承認しているプラットフォーム側の審査にも疑問を感じます。

私もこれまでいくつもクラウドファンディングで魅力的なプロジェクトを支援し、素晴らしいリターンプロダクトを受け取ってきましたが

今回のヤシカは、初めて支援したことを後悔しました。
期待を裏切るプロジェクトはやめてほしいものです。

私も良い勉強代になったということで、ここに体験記として残しますね。

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