三脚はナット式かレバー式か。
カメラの三脚のロック方式は2種類あります。
レバー式
節目の部分をレバーの開閉で固定するタイプ
・脚の固定、視認が容易
・セルフメンテの分解がちょっと手間(もしくはセルフメンテ困難)
・レバーの関係でナット式と比べるとフォルムがスマートでない
・ナット式と比べるとどうしても多少重い場合が多い
ナット式
節目の部分のナットを締めることで固定するタイプ
・脚の固定が視認しずらい、毎回ナットを回すのが手間
・分解が容易→メーカー非推奨ではあるがセルフメンテが容易
・構造上、脚のフォルムがスマート
・レバー式と比べると多少軽量なものが多い
レバー式はレバーを開いて、脚を伸ばしてバチンとレバーを閉じるだけ。固定されているのがレバーですぐ視認できますが
ナット式は全てのナットの締めを手で確認しなければ、ナットがしまっているのかまだ緩んでいるのかのぱっと見の視認は難しいです。
ナット式でちょっとヒヤッとした出来事
実際全てナットを締めたかと思いきや、1ヶ所緩みがあり脚が機材の重みで短くなり傾いた経験があります。自分の三脚の確認ミスが、機材破損のミスにも繋がりかねない事案です。
数年間ずっとレバー式を使ってきた私がここ1〜2年はナット式を使い始めたのですが、どうにも合わないなと感じてる今日この頃。レバー式に戻そうかなと考えています。
自分の撮影スタイルに合った三脚を探そう
私は基本的に三脚は「トラベル三脚」という軽量で扱いやすい大きさの物を利用しています。近年では登山で使うことも考えより使いやすそうなレオフォトの三脚LS-224Cを購入しました。それがナット式の三脚なんですが、どうにもしっくりこない。
以前から愛用していたマンフロットの BeFree というトラベル三脚は、以前はレバー式だったのですが最新モデルはナット式になってしまいました。
ナット式の全ての脚を毎回くるくる回して緩めて伸ばして閉めてという一連の作業 が億劫な部分がありまして、億劫な割に不確実な部分があるというのがなんとも扱いにくいなぁというところ。ちょっとレバー式の良さそうな三脚を探してみます。
撮影スタイルに合った三脚を使うことがストレスレスで良いわけですが、それぞれ一長一短なので、自分に合う三脚で巡り合いたいですね。
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