西表島を訪れて。
今回は、星野リゾート系列・西表島ホテルの取材と島の風景撮影のオファーで伺いました。仕事オンリーの滞在で2泊3日というコンパクトな滞在でしたが、西表島はプライベートで訪れるなら5泊以上がおすすめに感じました。
4月頭に訪れた西表島の記事が掲載された「Discover Japan 2021年6月号」発売中です。
西表島ってどこ?
西表島は沖縄県本島からさらに南西に位置します。
すぐ隣がもはや台湾。(本州より近い)この御時世じゃなければそのまま台湾にも行きたかった。以前は台北経由の西表島旅行という台湾と西表島の両方を満喫するツアーもあったようです。
島の9割が手付かずの大自然という秘境感満載のジャングルの島。
東京からのアクセスは空路+海路
羽田空港から石垣空港に飛び、港からフェリーで西表島へ。
石垣島にも初めて訪れたのですが、なんだか土地開発が想像以上に進んでいて拍子抜けしました。ドンキホーテまであるとは。。
飛行機 6:45発→09:55着 (3h 10m)
タクシーで港へ
高速船 11:00発→11:40着(40m)
待ち時間含めて片道5時間ほどの長旅でした。(家出た時間からカウントすると6時間以上)
上原港(北)、大原港(南)の2つの港があります。本来は上原港に行きたかったのですが、シケの関係で大原港へ。港から広報の方の送迎でホテルへ。
西表島といえばイリオモテヤマネコ
絶滅危惧種のイリオモテヤマネコ。一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。(私は15年くらい前に「あずまんが大王」という漫画に登場したエピソードで覚えた記憶があります。)
島民すら1年に数回しかお目にかからない(その人の生活スタイルにもよりけり)正真正銘の珍しい動物です。ですが、訪問初日にホテルへ送迎の途中で道ばたに居るのを編集さんが見かけるという珍事。笑(私は気付かず涙)
車に轢かれる悲しい事故が多いため島をあげて運転の際の厳重注意を呼びかけています。全国探しても猫の為に法定速度遵守を強く訴えている土地は西表島だけではないでしょうか。
西表島ホテル
星野リゾートが運営する西表島の宿の中では最上位グレードに位置するホテルです。グループ内のホテルでは比較的安価の1泊1-2万円台で宿泊が可能です。
宿泊したお部屋
西表島はアウトドアアクティビティを堪能する島なので多くを屋外で過ごします。寝床程度にしか使わない部屋としては十分すぎるクオリティです。
ビュッフェが美味しい
西表島ホテルは朝食、夕食とビュッフェスタイルなのですがどれも美味しいです。これまで食べたホテルビュッフェでもトップクラスの満足度でした。夜は泡盛も飲み放題。
9種類のアイスが朝も夜も食べ放題です。(最高)
最高に美味しいジーマミー豆腐
今回撮影で訪れた場所
ナーラの滝
カヌーのアクティビティと海上タクシーを利用して川上へ向かう2種類のアクセス方法があります。私達は海上タクシーで最寄りの陸地まで向かいそこからトレッキングでナーラの滝へ向かいました。西表島の滝など景観スポットは基本的に山奥にありほとんどが手付かずの自然のため素人だけではアクセスが困難な場所も多いです。ガイドさんがいると大変安心。
ピサイナーラの滝
この滝は川下からカヌーでアクセスする滝つぼコース、軽登山で滝上に向かうコースの2種類があります。徒歩で滝つぼ〜滝上の往来も可能です。私達は滝上からDroneを飛ばしました。滝上からの絶景が想像以上に素晴らしかったです。
イダの浜
島内ですが陸路が無いため、船で訪れる随一の美しいビーチです。
この撮影のためにDrone申請して頂きました。
(西表島は国立公園のため申請が必要)
星砂の浜
気象条件にもよりますが踏むと音が鳴る星の砂のビーチ。海の透明度が非常に高く有名なビーチ。家族でのシュノーケリング(初心者向け)も楽しめます。
月ヶ浜
西表島ホテルの目の前のビーチ
星空鑑賞したり、サンセットカヌーなども楽しめます。
西表島を初めて訪れて
まさかこのタイミングで西表島に行くことになるとは思いもよらず、ご縁を頂けたことに感謝。初めての西表島は最初こそ天候が思わしくなく想像していた島と違うなと感じていたが、3日目にしてようやく夏のような日差しと青空と青い海を堪能することができました。アウトドア系は天候に左右されガチなので天気予報とタイミングが命。
多くが手付かずの大自然というのもあり森と滝、海のアクティビティを楽しめるこの環境は自然アクティビティ好きには最高の環境のように感じました。もっと滞在したいと思ったのが正直なところ。次は1週間くらい滞在したいなと思いました。自然好きな人にぜひおすすめです。人によってはかなり刺さる島だと思います。
再訪したらしたいこと
・また西表島ホテルのビュッフェが食べたい。
・星空撮影をリベンジしたい
・他の滝も行ってみたい
・シュノーケリングしたい
・蛍撮影したい
以下はマガジン読者向けパート
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