写真が上手くなる方法。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。
「写真が上手くなる方法」というものについてはこれまでの至るところで聞かれるテーマなんですが、
「撮るより見る」ということを最初に話をします。
撮ることは大前提ですが、より良い写真を撮る上で
事前に「良い写真とはなにか」これを知ることが大切だという話です。
もちろん何も知らずに撮影していて「あ、これいいな」という感覚を知ることも大切ですが、写真も現在進行系で日々良い写真がこの世に生まれています。
上記のTweetでは音楽と料理に例えていますが、過去の良い物から学ぶことってたくさんあるんです。
良い作品を知って、それをなぞるように自分も撮影してみるというのは写真を上達させる上でも重要な学びのフェーズだと思っています。
私の歩みを綴ったこちらのnoteでも紹介していますが、学生時代にamanaが運営していたfotologue(フォトログ)という写真サービスに出会った事が私の写真史では大きいです。
二十歳前後の学生時代に、
大学や自宅で、時間があればずっとディスプレイ越しに写真を見ていました。
などと思いながら素晴らしい写真に圧倒されて、一度はどん底まで気分が落ちるという日々を送っていました。
fotologueではいつかランキング上位に自分の写真が載る日を夢見て福島で写真をコンデジで撮ってはアップしていました。実際にその夢は叶ってランキングにも載って、最終的にはグループ展に参加するまでに至るわけですが。
写真がまだまだな人の話を聴くと、見ている写真の幅が狭かったり撮る前に「知らない」が多いことに気が付きます。
ちゃんと写真が上手くなるための知識を、事前にインプットしてほしいなと思います。今だと情報がありすぎて逆に見つけにくい?のかもしれませんね。
良い写真をたくさん見ること。
それに加えて
「感性」を磨くための自己投資を惜しまない。
やっぱりこれかなぁと思います。
よく「若者よ海外に行け」みたいな言葉がありますが
結局はこれも感性を磨くための自己投資なんです。
私も20代の頃に国内外いろいろな場所で、いろいろな体験をしてきた事が
今の自分という人間、今の写真を形作っていると自信を持って言えます。
別に海外に行かなくてもいいんですよ。
真意を理解して見合うようなアクションができるならば。
別にたいそれたことじゃなくても良いんです。
毎週映画を観るとか、毎月必ず1冊は本を読むとか、知らない駅で降りて歩いてみるとか。感性を刺激するものというのは、たくさんあります。
感性を磨くための自己投資、できていますか?
ここから以下の内容は実は写真セミナーのラストでも話している内容です。
心理学では言語化できない「感性」を鍛える事を知覚学習と呼びます。
最も効果的な知覚学習は多様な素材に触れること。
これを多様練習と呼びます。
つまり知覚学習には多様練習が最も効果的なのです。
多様な写真・体験を知りることが写真が上手くなる近道。
量に勝る質はありません。
何より自分が楽しいことが大事です。
写真楽しんでいきましょう!
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